イチオシレビュー一覧

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「日本人諸君。恩を返しにきたぞ。とても恩では返せないので、仇でな」  

  • 投稿者: ひょろ   [2019年 06月 15日 19時 44分]
突如日本にやってきたのは異世界からの侵略者?!
異世界からやってきた侵略者たちはその圧倒的な軍事力をもって日本の人口の4割を消失させた。
隔絶した技術をもつ異世界人の要求は朝倉龍哉の身柄であった。

いわゆるターミネ◯ター的な作品に近いのではないかなあという印象の作品です!
将来的に主人公が異世界でいろいろやっちゃってまずいから、じゃあ異世界に行く前に存在を消してしまおうという決断をした異世界人たちが襲ってくるという物語!

異世界人A「朝倉龍哉のせいで異世界の未来やばくね?」
異世界人B「なんとからないのか......」
異世界人C「あいつが異世界くるまえに存在消しちゃえばよくね?」

異世界人「それだっっ!!!」

とまあこんな感じで狙われる主人公ですが、主人公を守ろうとする異世界勢力もありますし、日本軍もなかなかかっこいいので是非一度読んでみてください!!

このタイトルって…

  • 投稿者: コオロ   [2018年 10月 14日 19時 55分]
 ――メインとサブが逆じゃね?

 そう思った瞬間、あなたは作者が得意とする計略にはまり、この物語を読む運命にあります。
 そして「逆じゃね?」は、物語とキャラクターを読み解く上での重要な観点となります。
 彼らはベストを尽くします。相手の行動から逆の真意を読むために。これぞ80年代ロボットアニメ!
 僭越ながら言及すると、ロボットアニメにとっての80年代は「登場人物の線引きが善悪ではきかなくなった」時代です。「ガンダムの後」と言えば察して貰えるでしょうか。侵略者にも言い分があります。本作の敵役と同様に。
 誰に肩入れしていいか戸惑う複雑な状況に、作者は面白い線引きをしています。それは「臆するか、臆さないか」。読み終えたとき、あなたの記憶には、臆さずに戦った愛すべき大馬鹿者の姿が刻まれるでしょう。いつもの華麗なキャラとは反対に。
 そしてタイトルを振り返り、一言。

 ――なるほど、逆か。

異世界から侵略者がやってくる物語。

  • 投稿者: 馬頭鬼   [2018年 10月 13日 18時 54分]
 現代日本からチート主人公が異世界へ跳んで、その知識を得て文明を進化させた異世界が、逆に時間と次元を遡行して攻め込んでくる話。
 チート主人公になる予定の主人公は、侵略者に追い込まれ……異世界の別勢力の協力を得て、ロボットに乗り込んで侵略者と戦います。
 故に、バリバリと戦いロボットバトルの王道をこれでもかと詰め込んだ作品に仕上がっております。
 ロボでの空中戦闘シーンが熱く、また本来この手の作品ならやられ役でしかない自衛隊も燃える展開を見せてくれます。
 最後の仕掛けを含め、一読の価値はあります。

 あと、この作者はいつものことながら……北海道愛が凄いです。本当に。。。
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