イチオシレビュー一覧

話を読み始めるまでは　タイトルとあらすじが
（失礼かもですが！）
地雷にしか思えなかったのですが
読み進めると評価が一転しました。

主人公に与えられたスキルは『即死』
死ぬと死ぬ直前に戻ることが出来るものです。
しかし
触ると死ぬ鎌を操る能力、見えない刃を生成する等
有用なスキルを持つ同級生達と違い、
死ぬまで発動しない能力のため
実戦で使えないと判断されてしまいます。

そんな主人公の能力には隠された効果がありました
ただそれによって無双！最強！になるのではなく
それがあっても尚　
主人公はそれ以上に圧倒的なスキルを持つ
相手に何度も殺されます。

しかし普通の人間とは違い、
何度でも死ねる事を生かし
死んで、活路を見つけます。その過程が面白い！
死に戻りとの事で、前の地点からやり直す以上
だれる恐れもありましたが　
さくさくとスマホでも読みやすい
テンポの良さです！

今起こったことをありのまま話すぜ……150ページ目を読んでいたと思ったら次の瞬間には最後のページを読んでいたんだ……！！超スピードとか催眠とかそんなちゃちなもんじゃぁねぇ……！！！面白すぎるんだ！！！ちくしょうめ！！懐かしい面々も沢山出ててきて続きが気になっちまうじゃねぇか！！！相変わらずえーくんが初見殺しにあうのは名物ですな！続き楽しみにしてます！

ネットレビュー大賞　応募レビュー
主人公「えーくん」が魔道学校を卒業し、与えられたスキルは「即死」。それは記憶を残したまま、数秒前の自分に生き返る事が出来る、不思議な能力。だが、実戦に役に立たないと分かるや否や、周りからは落ちこぼれの烙印を押される。

抑圧された家庭環境の中、裕福な人間ばかりが入学する魔道学校でも苛まれつつも、卒業しスキルを手にすればギルドに入る事出来、活躍できるかと思いきや、それも叶わない。

同じく蛮族の烙印を押され、差別されていたシャギア族のミアと出会い、お互いの環境を作った国を滅ぼそうと画策する。何度も死に戻り、自らのスキルを活用して必死にもがく二人。

コミカルな言い回しと、いい意味で期待を裏切る斜め上の展開。主人公とヒロインの今後も気になりますし、何より一話数が少なく、テンポも良いので読み易いです。

普通の異世界モノに飽きた方は、きっと楽しめる良作です。