イチオシレビュー一覧

▽レビューを書く

演じきった信念を指して、誇りと呼ぶ

  • 投稿者: 宵凪海理   [2020年 03月 14日 00時 19分]
女神より与えられる『称号』が特別視される世界。
魔王による襲撃を受け、『勇者』が求められていた。
聖剣を扱うパーティーは戦いを続けていたが、ある時「真の勇者」を追放した。
追放モノの短編。最も『偽りの勇者』であるフォイルは、全てを計算……とは言わずとも、理解した上で、憎まれ役を演じているんですが。
全ては、成長を促すため。踏み台としての役割を求められて、それを十全に成し遂げた、泥臭くも格好良い、もう一人の勇者の物語です。

これは最高の話だ!!

  • 投稿者: 退会済み   [2018年 10月 27日 21時 48分]
管理
一気に話の世界に引き込まれた。
「偽りの勇者」という称号。自分が真の勇者の踏み台になること。なんと切ない展開だ。
そうすることが必要だとわかっていても、幼い頃からの友人に辛く当たる主人公の決意に、気持ちを揺さぶられました。

あまり書くとネタバレになってしまうのでこれ以上は書きませんが、これは本当にいい作品です。ぜひぜひ読むことをオススメします。

凄く救われる物語です

  • 投稿者: A4   [2018年 10月 25日 22時 29分]
凄く良い話です。
よくある勇者パーティーから追放されたけど実は最強の○○で勇者パーティーに復讐しますといったざまぁ系や、追放されたけど実は○○で最強なので自由気ままに暮らしたいのに慕われてどうしようといった寒いハーレムものではなく、自分が踏み台と理解してて尚且つそれに腐ることなく役目を全うした上で救われるという物語。
凄く素敵です。

これは終わりを決められた男の物語

  • 投稿者: ひょろ   [2018年 10月 23日 14時 42分]
勇者の踏み台となる人生を神によって定められた男が、終わりを迎えるそのときまで己の役割を果たす物語。

【偽りの勇者】として選ばれた男は
【真の勇者】として輝く男のために命をかける


追放ものはなろうに多くあれど、短編でここまで泣かせる内容が描かれている作品は滅多にないかと!
大切な仲間をどうして追放しなくてはならないのか苦渋の決断を描いています!
例えどれだけ非難されようとも、大切なもののために尽くす、そんな姿をみたら涙なしには読めないこと間違いなし!

短編で読みやすさもバッチリなので是非一度読んでみてください!
↑ページトップへ