イチオシレビュー一覧

日本人の女の子の魂と融合してしまった妖精のドライアドさん。突然芽生えた前世の意識に戸惑いながらも、新しい妖精ライフを満喫！

とある世界にある森の管理者に任ぜられ、その森へと赴きますがそこにいたのは……

おっきな熊さん？

巨大な熊さんに命を救われ、邪険にされながらも、もふもふに引っ付き、二人の生活は始まります。
そこに可愛いショタの騎士もあらわれて、なんだ、ここは天国か！？

もふもふとショタを愛でながら、ドライアドさんが嗜むのは、美味しいお茶！
とにかく美味しいお茶を飲む為だったらなんでもしますよー！

お茶ジャンキーなドライアドさんが色々とやらかしながら進んでいくハッピーで楽しいストーリー♪

美味しいお茶と御菓子を用意して、さぁあなたも読んでみてくださいね♪

死んだ人間と魂が混じり合った妖精を主人公にしたスローライフ物語です。
冒険やら大活躍やら望んでいない主人公の望みはお茶づくり。
そこにヒロイン（？）役の熊が加わり、他の種族も関わって物語はゆったりと、しかししっかりとした世界観の広がりと共に進んでいきます。

そして、意外と変態チックな側面のある主人公のコミカルな反応が物語に更なる彩りを添えていきます。

危機的状況で、ササーッと浮かぶらしい例のアレ。
拝読中、とあるキャラのソレが駆け抜けました。
あ、その方、亡くなってはいませんよ。

お茶を一服、盛られただけですから……。

――主人公にね！！

そう、犯人は主人公の心和（ここな）ちゃん。

彼女はお茶が大好きな、ドライアドという妖精です。
そしてあらゆるツッコミが開発につながってしまう、とんでもないヘンｔ――天真爛漫な女の子。

例えば……

噛まれる（ツッコミ）→ 樹液がたれる → なめる → 回復！

おかわりループの完成です。

ね、自給自足が過ぎるでしょ？

さらにお茶が絡むと心和ちゃんは……！
走馬灯のｒｐｍも爆上がりです。

でもご安心ください。
あなたには大勢の味方がいます。
物語の中に！
感想欄に！
そのツッコミの数々に、あなたは胸を打たれることでしょう。

あなたもぜひ仲間に～！
うぇへへ……。

可愛い姿になっても全てはお茶の為に！
お茶さえあれば問題無し！
お茶のお茶によるお茶の為のお茶の香りがドドドドンと漂うお茶ファンタジー！

読んでいるこちらまでがお茶に魅了されてしまうような感覚に陥るのに時間はそう掛からない！！

お茶に対する熱い想いはお茶その物より遥かに熱く、もはやこれはお茶とのラブコメディなのかもしれません…………！！

　

主人公の転生先はあらゆる植物を自在に操る、草木の妖精ドライアド！

主人公、心和（ここな）は世界を揺るがすとんでもない妖精パワーを秘めていますが、お茶が大好き過ぎてその能力を主にお茶の栽培に使います。
お茶が絡むととってもチョロい。チョロインじゃなくてチャロインです（？）。

それをサポートするのは、ツンデレの鑑。クマの霊獣ベアルゴン様！

パワーをもて余すココナを叱咤叱咤叱咤激励しながら、お茶に懐柔され、料理で胃袋をつかまれ、ココナの好き好き攻撃に次第にほだされる。二人の掛け合いと関係性の変化も見ものです。

素直可愛いショタナイトも出てきます。

キャラクターだけでなく、文章力、ストーリー展開とも読み物としてのレベルも高く、さまざまなな小説を読まれた方もうならせる事ができると思います。

お茶の香りがよく似合う、ほのぼの可愛いファンタジー。
アフタヌーンティーのおともにどうぞ！

なろう小説には主人公が様々な手段で無双する話が多いですよね？
以下に例を挙げると

『魔法で無双する』←わかる

『剣術で無双する』←まあわかる

『お茶で無双する』←！？！！！？！？！？？

本作はお茶で無双する小説です。
「お茶で無双するって何！？」と思われた方、読んでいただければわかります。
読めば必ず、「確かにお茶で無双……してたわ」と誰もが思うはず。
そしてきっとお茶が飲みたくなるはずです。

是非みなさんも、お気に入りのお茶を片手に、本作をお読みになってみてはいかがでしょうか？

主人公のココナはお茶が大好きな女の子。
ある日突然、異世界で妖精ドライアドになります。
神様に課された使命はバウムの森の管理者です。

ココナには「おいしいお茶を飲みたい」という目標があります。
てか、それしか考えてません。（失礼）

彼女は奮闘します。
妖精になっても、おいしいお茶を飲みたいんです！（真剣）

森の守護者クマのゴンさんも仲間に加わり、ワクワクお茶飲みスローライフがはじまります。
お茶葉をしたこま栽培し、優雅にティータイムとシャレこみます。

なーんて、世の中甘くありませんでした。

森には様々な訪問者がやってきます。
ココナたちは森を出て冒険もします。
王様に頼まれて国だって救っちゃいます。

どこかまったりとした雰囲気が漂う本作。
ホンワカする理由は、作者様が現役の保育士さんだからでしょうか。

前書きの入園式や卒園式といったワードにも癒されること間違いないでしょう。

草木の妖精ドライアドは、お茶への未練が物凄い人間の魂と融合し、人間の知識とミツナカココナの名を手に入れてしまう。
その結果上司からバウムの森の管理を任せられる事となった。

早速森に着いたココナは魔物に襲われてしまうが、バウムの森の守護者、ベアルゴンに助けられるのだった―


溢れ出るお茶への愛を持つ主人公をはじめ、個性豊かなキャラ達による賑やかな会話がとても面白く、更に主人公のユーモアある例えが笑いを誘います。

読んでいてほんわかとなり、お茶が飲みたくなる良作ですので、是非ご一読ください。

使命？責任？平和？
そんなの関係ねぇ！…と、言わんばかりにお茶が飲みたいだけのココナちゃんが可愛いです！
難しい事は抜きにしてお茶を飲みましょう！

お茶をチートクラスのポーションに！
でも本当はそんな効能よりも味を優先したい、美味しいお茶が飲みたい、そんなフリーダム感が笑いを誘います。


一見主導権を握ってるかのように見える最強のクマ、ゴンさん。
しかしその実ドライアドのココナちゃんに振り回されまくりの可愛いドタバタ感が可愛いとしか言いようの無い最高の高揚感をカテキンと共に味わい尽くせるこの一品。
自信を持っておすすめしたい絶品の茶葉…じゃなかった、物語でございます。

キャラの個性、物語の独創性、それを表現する文章力。
私のレビューなんて読んでる暇があるなら早く本編へ向かってください。さぁ、早く！

ひょんな事から、少女の魂と融合した精霊ドライアドが栄転と言う名の追放を受けて、森のクマさんと“美味しいお茶づくり”を目指す物語です('ω')ノ

全体的にゆったりとした雰囲気でお話が進んでいきますけど、展開がよく考えられていてすんなりと頭に入ってきます。それにお茶や木々の植生についても詳細な描写がされており、良い物語のエッセンスになっています。

そして、何よりも文体や言い回しが面白い！！
以下にちょこっとだけ抜粋しますね♪

>ニートが宝くじ当てたって理由で家族から独り立ちを促されるみたいな
>ご機嫌次第では校舎裏案件
>我が人生に一片の悔い無しと死んで逝くその時に、なんか喉に小骨がつっかえてる

全体を通して、クオリティの高い文章が楽しめる逸品です！！