イチオシレビュー一覧

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人生いろいろ。 妻を失った人間の──

  • 投稿者: 退会済み   [2018年 12月 03日 21時 37分]
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主人公、片桐優太はとある出来事によって最愛の妻を亡くしてしまう。そのことから優太は自分の大事な者を人生で求めないで生きようと誓った──

おっと、物語の説明はここまでにしよう。
(危ない、危ない…… 長くなりすぎてしまう……)

このように優太は心に傷を負った。

誰でも
愛する者を失ったら、誰でも傷つくだろう。
失うという恐怖で、愛することを拒絶するだろう。

でも彼は、今作のヒロインの教育担当となって接していくうちに気持ちが変化していく。
それは、心の傷がわずかながらも修復していっていると捉えることもできるのではないだろうか?


作者33Rさんはその『変化』を丁寧かつ繊細に書かれています。ぜひとも『変化』にも注目して読んでいただきたい。

最愛の人を失った人間の恋物語

  • 投稿者: kk   [2018年 11月 28日 17時 50分 ()]
主人公の優太は物語の冒頭に最愛の妻である弥生を理不尽な出来事により失い絶望の淵に立たされます。

そして、周囲の人達の支援もありなんとか優太は日常生活では問題無いレベルまで立ち直りますが、最愛の人を失ってしまった悲しみを引きずり人を愛するということに対して拒絶する考えを持つようになってしまいます。
そんな中で優太はヒロインである未来と出会い仕事の教育担当者となり接していくうちに未来の仕事に対するひたむきさと亡き妻と重なる笑顔を見てだんだん優太の気持ちに変化が生じていきます。

優太と未来、年の差のある2人がこの先訪れる苦難をどう乗り越えて幸せを掴むのか、今後の物語の展開から目を離す事が出来ません。

愛する妻と死別した男の、二度目の恋は……

愛する妻を亡くした片桐は、仕事に明け暮れていた。
もうきっと誰も愛することなんてない。
残されるのが恐い。失うのが恐い。
だからもう独りでいい。
心の傷が癒えないまま毎日を過ごす片桐は、職場で新人の少女・七瀬の教育係を任されることになる。

笑顔が少ないけれど真面目に仕事を覚えようと努力する七瀬のひたむきさ、まっすぐな心にしだいに片桐の想いが変化していく。

丁寧に描かれるそれぞれの心が純粋で、二人が幸せになることを願わずにはいられない。
そんな物語です。
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