イチオシレビュー一覧

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神様が課した試練でないならば、きっと"私"は乗り越えられる

この作品での神様は、人に乗り越えられない試練を課す存在です。
それを念頭に置いたうえで、物語を楽しみましょう。


これは、甘酸っぱい恋のお話。
"私"が彼に惹かれていった過程が、丁寧な描写で綴られています。

彼の笑顔に、彼の言葉に一喜一憂する"私"。
好きなのに勇気が出せないジレンマには、読んでいてもどかしさすら覚えます。

そんな"私"に感情移入しながら、待ち受けている試練に挑みましょう。
最後の試練を前に"私"が出した答えとは?

そう思いたくて、自分に言い聞かせた?
自信を持って、そう思った?
それとも――

この作品を読んだ"あなた"は、どう感じるのでしょうね?
私? 私には、彼の飾らない姿はとても美しいと思いましたよ

最後まで読めば、あなたはきっと涙する

  • 投稿者: 鍋敷   [2018年 11月 10日 20時 07分]
読みました。
最後まで読んで、涙しました。

己の浅はかさに。
己の無思慮さに。

こんな結末、予想だにしなかった。
誰がこんな終わりを予想できただろうか?

あなたも読んで、是非この気持ちを味わってほしい。

最後まで読み進めれば、この短編のタイトル『だから、君に“嘘”をついた』、この本当の意味を知ることになるでしょう……。

……ちくしょうめ。

文章力がすごい。

  • 投稿者: モアモア   [2018年 11月 10日 03時 17分]
短い短編で、読むのにそれほど時間はかかりません。それでいて読みやすくきれいな言葉が収束し感情移入する物語。言葉の力というのはすごくすばらしいと感じました。

タイトルの “だから、君に“嘘”をついた”

この物語は、読み終わりに様々なことを思い巡らせます。私はこの物語の作者に素直に称賛といくばくかの悔しさを送りたいと思います。

この短編すげぇよ……

  • 投稿者: 春巻き丼   [2018年 11月 10日 00時 15分]
いや、ほんとうにすごいんだって。

めっちゃ感情移入出来るんだ、
主人公ともう1人に。

その人が大切なんだ、
傷つけたくないって気持ち。
キュンキュンする。

短めの文章でよくぞここまで書けた
って思える、そんな短編。
読んでいて惹き込まれる、そんな短編。



だからあなたは読後、
こう言いたくなると思うんだ。

“Oh My God…….”

ってね。

大切な人に嘘をつかなくてはいけない。大切だからこそ嘘をつかなくてはいけない……。そんな気持ち分かりますよね?

 この作品。とにかく先入観を捨てて読んで頂きたい! だからこそ私はこのレビューではあまり多くを語りません。

 『だから、君に“嘘”をついた』というタイトル。
 そしてあらすじである
【恋愛には色んな形があって、そして人間にもまた、色んな形があって。】
 という2点だけを頭に入れて読み始めてください。

 そして読み始めていくと驚くほど感情移入させられてしまいます。大切な人を思う気持ち……。大切な人に思われる気持ち……。
 
 読んだ後はあなたが感じた全てをどうか、感想で作者に伝えてほしい。そう。残らず全ての感情をだ。

『だから、君に“嘘”をついた』
 納得のタイトルにあっぱれ。
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