イチオシレビュー一覧
▽レビューを書く6時間毎に始まる、同一人物の新しい人生と罪の物語。「記憶が持たなくて良かったなんて、わたし、今まで思ったことあるのかな?」
彼女、古都実の記憶は0時6時12時18時を境にリセットされ、決して思い出せない。
ノートに日記を書くことで、それぞれの時間帯の古都実へ向けた交換日記を外部記憶装置としている。
ある日、リビングの簡易倉庫の中にいた縄で縛られていた女の子。
あの日、沼に投げ入れた。白い欠片と黒い糸屑の混じった肉団子。
その全てを忘れ、しかし言葉にできない違和感を抱く彼女の前に、二人の高校生が現れる。
天使のような、死神のような二人に出会い。
彼女は死んで生まれ変わる。
この物語の話の冒頭の多くは、古都実の見覚えの無い場所から始まる。
それがどこか清々しく新鮮にすら思え、面白く感じるのだから不思議だ。
彼女の結末は、一見すると素晴らしく幸せで、しかし凄まじく残酷な終局を迎える。
あなたはそれを許せるだろうか。それとも許せないだろうか。
彼女の、いや彼女達の、幸せで残酷な結末を、是非見届けてほしい。
ノートに日記を書くことで、それぞれの時間帯の古都実へ向けた交換日記を外部記憶装置としている。
ある日、リビングの簡易倉庫の中にいた縄で縛られていた女の子。
あの日、沼に投げ入れた。白い欠片と黒い糸屑の混じった肉団子。
その全てを忘れ、しかし言葉にできない違和感を抱く彼女の前に、二人の高校生が現れる。
天使のような、死神のような二人に出会い。
彼女は死んで生まれ変わる。
この物語の話の冒頭の多くは、古都実の見覚えの無い場所から始まる。
それがどこか清々しく新鮮にすら思え、面白く感じるのだから不思議だ。
彼女の結末は、一見すると素晴らしく幸せで、しかし凄まじく残酷な終局を迎える。
あなたはそれを許せるだろうか。それとも許せないだろうか。
彼女の、いや彼女達の、幸せで残酷な結末を、是非見届けてほしい。
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