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ディストピアサイバーパンクって聞いてワクワクしない人間なんているの?

 作者様がマイページで映画好きだと言うだけあって、その台詞回しにはハードボイルドなセンスを感じられます。

 描写力も高く、文章から最新鋭の映像機材を使ったハリウッド映画のようなカメラワークが想像させられます。直接的には表現させられていないはずの物にまで質感を覚え、あなたもこの世界に引き込まれる事間違いなしでしょう。

 インサイドやアウトローやシーカーズのような単語については、ここに書いてもファルシのルシがパージしてコクーンになるのであえて説明はしません。ただし、作品の中身を見れば違和感なく理解する事ができるでしょう。これは作者様の描写力によるものです。



 架空の感染症によって脅威に晒された世界。

 その脅威によって形成された社会。

 さらにその社会の中に潜む恐怖。



 是非とも仄暗い部屋の中、静かな音楽でもかけてご覧ください。

ディストピア物の傑作になる予感

  • 投稿者: 阿武実   [2019年 01月 02日 19時 47分 ()]
これは、面白い。
面白くない訳がない。

あらすじ一部引用します↓

“ すべてを約束された中心区《インサイド》と、そこに生まれたら最後、過酷な運命を強いられる外周区《アウトサイド》が存在する世界。
 この世界は、とあるウイルス・U-p7によって人類が3種類に分類されてしまった。”

 ほら、もう、面白くない訳がないでしょ。


 3種類というのは、死んだ人間、生き残った人間、ウイルスによって能力を獲得した人間《アウトロー》の3つ。

 《アウトロー》たちは、突如凶暴になって人を殺し始めるため、《アウトロー》を捕獲する《シーカーズ》という組織がつくられた。

 そして今、シーカーズたちの戦いが始まる。



これからの展開がとても楽しみです。
きっと、ディストピア物の名作になっていくはずです。
まだ、話数は少ないですが、あなたも読み始めるべきですよ。
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