イチオシレビュー一覧

祝! 書籍化!!!

「追放されたF級軍師、実は最強の天才軍師だった~SSS級の駒と創る理想の国家~」に続いて今作も書籍化が決定し、今飛ぶ鳥を落とす勢いの苗原先生の作品。

所謂転生賢者ものと言うヤツで。転生の前と後で時間が経過している事によって主人公達の特異性が引き立てられ、また、かつての仲間達と再会するシーンに深みやレパートリーを与えています。

それだけならただの流行りにのっかっただけですが、この作品が特に人気を得たのは異世界転生無双ものの時代から脈々と引き継がれる「いかに読者に負担をかけずに、気持ちよく読んでもらうか」と言うツボを押さえに押さえまくっているからでしょう。

読者さんには勿論のこと、自分の作品の人気が伸び悩んでいる作者さん達にもぜひご一読いただきたいと思います。

死の千年後から始まる転生ファンタジー

  • 投稿者: 稲生景   [2019年 01月 27日 16時 27分]
『帝印』と呼ばれる魔物を従わせる力を持ち、自らも最高位魔法を使うことが出来る皇帝ルディスは、腐った帝国内部に改革を起こし、民のための政策を行った。

しかしルディスはその民たちの手にかかり死ぬという不遇の最後を迎えてしまうのだった。

それから千年後、村人に転生したルディスはかつての従魔と出会うことで物語が動き出します。

帝印の設定がとても良く出来ており、文章も丁寧に書かれていてスラスラと読み進められます。

転生するまでの千年間に何があったのか、次はどんな従魔が出てくるのか、続きが気になる作品ですので、ご一読ください。

『不遇の死を遂げた皇帝が村びとに転生!? 王道ファンタジーがいまはじまる』

  • 投稿者: きら幸運   [2018年 12月 30日 17時 44分]
暴徒が宮殿を襲撃し、皇帝ルディスは不遇の死を迎える……

物語はそこから始まります。

千年後。
ルディスは辺境の農家の子どもとして転生します。
しがらみの多い皇帝とは異なる自由な立場に、ルディスは喜びを覚えます。

こんな人生も悪くないかもしれない。
けど、この世界のことも知りたい。

そう考えたルディスは、冒険者になる道を選びます。

そんな彼の前にあらわれたのは、転生前に従えていた従魔。
姿を自在に【擬態】できるブルースライムのルーンです。

ほかにも生きている従魔がいれば、会ってみたい。

ルディスの冒険への思いは、一層強くなっていきます。


魔物を従える”帝印”を持つ転生賢者ルディス。
謎に包まれた転生までの千年間の歴史。
従魔と人間ーー新旧の仲間たち。

最強と平穏の両立を目指す男の物語がいまここに始まる。
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