イチオシレビュー一覧

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先が気になる面白さ!

読み始めてとにかく感じたのは、主人公の無敵っぷりと、容赦ないその強さ。
それでいて、なんでもかんでも皆殺しにするのかと思いきや、そうでもなく自分の配下を増やして、街を作り、面倒そうにしながらも和解して勢力を増やしてゆく姿が読んでいて楽しめましたw
更にこの作品に登場する転生者は全部で三人。
その彼らがこの先どのように拮抗してゆくのか楽しみな展開ですw
個人的には、ちょっと怖い部分もあるけれど主人公を愛する雪ちゃんの可愛さがツボです(^^ゞ

小説の価値観を変えてくれた作品

  • 投稿者: 天羽日葉   [2019年 02月 03日 17時 05分 ()]
自分は異世界作品が嫌いだった。
死んで異世界に転生して順風満帆の人生を送る。そんな作品は読み飽きたし、異世界転生のタグを見ただけで吐き気がした。

この作品も同じでした。
パラレルワールドという設定ですが、読む気がしなかった。
本当に読む作品が無くなったとき、暇つぶしに読んでみようと思ったのが、全ての始りでした。

初めは嫌々読んでいたような気がしますが、嫌々がもう少し読んでみようという気持ちに変わり、もう少しがもっとに変わって行った。

気が付けば朝日が昇っていて、最新話まで一気に読んでしまっていた。読み終えてから、何故もっと早く読まなかったのかと後悔したし、自分もこういう作品を書きたいとも思わせてくれた。

この作品に出当て本当に良かったと思っている。
自分と同じ異世界の小説は苦手だという方は、この作品を読んでみて下さい。自分と同じで異世界作品が好きになるかもしれませんよ?

貴方はきっと惹かれる

  • 投稿者: 退会済み   [2019年 02月 03日 01時 07分]
管理
なろう系でありふれたと言ってもいい。

転生ものシリーズの中で、この作品は設定が斬新である。

登場人物達は、なんて儚いだろうと誰もが思うはず。

一度手に取って、この作品を読んでみて欲しい。

内容も厚く、とても読みやすい作品で、小説を読むのが苦手な方でもサクサクと読めると思います。

登場人物達の心情、行く末をその目で確かめて下さい。

幸福かと思われた『転生』……しかし待っていたのは逃れられぬ残酷な運命

瀬上真人は事故で亡くなり、雪という少女の中に転生した。女神の話では、この少女は間もなく死に、その亡骸を使って転生するというのだ。
共に生き、情もうつり、いざ雪が亡くなるその時……常人では耐えうること出来ない残酷な運命が二人を襲う。
凄惨な最期を迎えた雪、真人の積もりに積もったフラストレーションは爆発し、心の壊れた死神が異世界の地に誕生する──

あらすじをまとめてみました。どうですか?最近のサラリとした転生物語とは隔絶した陰鬱さがあります。真人は起きてしまった事を受けとめて第二の人生を歩んでいくのです。
私が目を見張ったのは、『雪の最期』。真人にとって到底耐えられるものではなく、目的も信念も無かった真人の人生を大きく変える出来事でした。
そして世界設定、転生といえば中世ヨーロッパ、という固定観念を覆す、変に発達した江戸後期。人の暮らしまで見えてくる文章をぜひ読んでみてください。

「異世界転生にはもう飽きた」そんなあなたに読んで欲しい

  • 投稿者: 相沢昭人   [2019年 01月 25日 19時 02分]
恵まれない人生を歩んだ主人公は異世界に転生します。
ここまでは同じです。

しかし、その転生先がなんと頭の中なんです。
宿主が死なないと肉体は手に入りません。

斬新ですよね。

死ぬまでの間は転生先の人物と経験を共にします。
そこでの心理描写が秀逸です。
気づいたら自分も感情的になっていました。

具体的な内容は皆さまがぜひ読んで体感してみてください。絶対に損はしません!

溜まりに溜まった鬱憤を、一気に晴らしてくれます

  • 投稿者: ジオニキ   [2019年 01月 24日 15時 16分]
 この作品、通常の異世界転生とは大きく異なる点があります。それは、“転生先の宿主が死なないと、肉体が手に入らない”ということ。
 精神体として転生し、その宿主が受けるひどい扱いに、主人公も読者もひどく鬱憤を溜め込むことになります。そりゃあそうです。どんな酷いことをされたとしても、主人公は精神体。指を咥えて見ていることしかできないのですから。

 ですが理不尽な環境も、ある一点を堺に激変します。彼が肉体を手に入れた時、想像以上に爽快にその鬱憤を晴らしてくれます。文字通りスカッ!としました。私はこの作品を読んで、ヒロインに同情し、主人公を憐れみ、気がつけば逆転劇に笑顔になっていました。

 世界観に関してもよく知った戦国武将が出てきたり、かと思えばファンタジーが融合していて。読者を飽きさせない工夫が散りばめられています。
 是非、多くのヒトに読んでほしい。そんな作品となっています。

見事な世界観と魅力的なキャラクター

  • 投稿者: 佐都   [2019年 01月 24日 12時 56分]
練りに練られたプロットが、読む者を異世界に引きずり込みます。
そこに広がる世界は、私達の世界と似て否なる世界です。

魅力溢れるオリジナルキャラクターと、有名な歴史上の人物達。しかし、歴史上の人物達も、私達の知る人物像とは異なっている部分もあり、一味も二味も魅力が増しています。

主人公の願いは叶うのか……一字足りとも見逃せ無い重厚なストーリーは、読み終わった後にこう思わせてくれるはずです。

「更新はよっ!」

と。

少し違った設定と、緻密な世界観が組み合わさった物語

  • 投稿者: 退会済み   [2019年 01月 22日 22時 42分]
管理
主人公は序盤で死んでしまいますが、その後に異世界である女の子に憑依します。
そのあとの展開が素晴らしいです。二人(?)の会話のテンポが素晴らしい。
人間嫌いだった主人公が、憑依という形をとって、誰かの力になりたいと思う物語です。
非常に新鮮な設定でありながら、読みやすい文章で書かれているので、この物語にすぐに入っていくことが出来ます。
この世界観は非常に心地よいです。

この幼い才能に僕は思わず筆を執った

  • 投稿者: 猫子ラノ   [2019年 01月 22日 09時 55分]
この物語はかなり分厚い文章で構成された、しっかりとした作品です。
読み進めて最初から、アイデアと世界観に魅了されますよ。

転生と女神、そして転生先の少女。
序盤から楽しませてくれる設定や、深く掘ろうと努力が見えるキャラ性。しっかりカフェなんかでみるにはちょうど良い作品。

確かに文章そのものはまだ若さが滲んでいるが、設定だけでも純分楽しめるし、読み進めるとその若い才覚の成長がみられる。

ライトで読みやすいファンタジーをご所望のあなた、ぜひ読んでみてください。

魂に宿る転移者と異世界の少女との不思議な関係。仮想江戸を舞台にしたリアルな闇を描いた不思議な作品

  • 投稿者: やまたけ   [2019年 01月 21日 17時 26分]
ネットレビュー大賞 応募レビュー
現世で不幸と言える境遇だった主人公瀬上真人。事故に遭い転移する、と言ったお決まりのパターンかと思いきや、転移したのは「死ぬ予定である少女の頭の中」。

女神によると、真人の不幸を憐れみ転移させたとの事だが、脳内転移した少女「雪」との不思議な共有生活を続けるうちに、本当に自分は幸せになれるのか?と疑問に感じる真人。

それ程に雪の境遇は悲惨で、自らも不遇な前世だった真人は、彼女のその境遇に同情し怒りを覚える。

後半チートスキルを得たり、様々な仲間と出会ったり、多少のラブコメ要素もあるのですが、よくある異世界モノとは全く違います。

世界観は「仮想江戸」。それも物語に不思議なスパイスを効かせてくれます。

事前設定が長いのも、この後続く全てのフラグであり、ライトノベルとカテゴライズするには勿体無い、文章力も長けている、読みやすく続きが気になる良作です。
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