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ほら、親孝行したくなった

  • 投稿者: 退会済み   [2019年 06月 02日 17時 01分]
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主人公は”子持ちのお父さん”とWEB小説の中で珍しい部類にあります。
何故か転移されてしまった先で、お母さんを探して、旅をするストーリーです。

秀逸した文章力で描かれており、詩的で遊び心さえある綺麗な表現が、本物語への目を縫い付けさせます。
子供心を刺激され、思わず応援したくなるくらいに冒険をします。

家族愛で満ちた場面に、感慨深く、余韻に浸ること間違いありません。

老若男女問わず読めます。
作者に感謝さえ覚える。そんな作品です。

一気読みしてしまいました!

完結済み小説が掲載されているところで、今日、たまたま、偶然見つけたお話です。
これが面白いのなんの、一気読みしてしまいましたよ!

チートも何もない日本のごく平凡なお父さんが、息子と娘を連れて、母を訪ねて三千里するお話です。

芸は身を助けるということも感じます。
登場人物が魅力的なんですよ。
そして描かれている異世界が、美しく厳しい。
たいていの作家がめんどくさがる異世界語の習得にも果敢に挑戦しています。
そして獣人が好きな人は、垂涎ものかもしれません。

子育てお父さん視点や旅のあれこれが、とっても素敵なお話です。
ぜひ読んでみてくださいな!!

「ねぇ、おとーさん。ここどこ?」 この序盤の台詞が象徴する、一つの冒険譚

――もしあなたがごく普通のお父さんで。
休日に家族で出かけた先、いきなり「異世界転移」に巻き込まれたら。

そのとき最愛の妻とはぐれたら。

子供2人抱えて、見知らぬ土地に取り残されたら。

どうしますか?

言葉も通じないし、異世界人は皆ケモ耳が生えている?
人間と同じ『耳なし』は伝説上の存在?
場所によっては「災厄」の象徴?
正体がわかれば命が危ない……!?

更には携帯が一瞬、復活しちゃったりなんかして。

お母さん今どこ、え?
「教会」にお世話になってるみたいだけど、言葉通じなくてよくわからないー!?

もうすぐ3歳の娘と小学2年生の息子を連れ、家族がまたひとつになる為の冒険が始まる。

特殊なスキルも武器もない、チートも膂力も何もない。
ごく普通の日本人が子連れでまわる「異世界」の旅。

立ち上がれお父さん!
この広く美しい、大自然でいっぱいの世界から……お母さんを探し出せ!
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