イチオシレビュー一覧

大晦日にちょっとした旅行に行った主人公。
自分探しの旅と嘯いて、孤独感すら楽しんでいた。
そんな彼の下に「あたしメリーさん」と電話が掛かって来て。
都市伝説で語られたように、彼女はどんどんと彼の家へと近づいてくる。

しかし、前述の通り彼は旅行中。
さらに他の家族は父親の実家へと帰省しており、誰も居ない状態で。
メリーさんがやってきたところで、どうとでもなるけれど……このメリーさん、定期的に連絡を入れてくるものの、駅で迷ったり逆方向の電車に載っちゃったりとポンコツ感あってとても可愛いです。
そんなメリーさんの電話に、すぐリアクションを返せる主人公が男前で好き。

メリーさんと言う怪談をとても上手に恋愛小説に落とし込んだ一作。
旅行中の主人公の元にかかって来た一本の電話。
メリーさんを名乗る電話の主が少しずつ主人公の家に迫る！…筈がメリーさんはすぐ迷子に？！果たしてメリーさんは主人公君のお家にたどり着く事が出来るのか！
是非可愛らしいメリーさんと主人公君のイチャイチャ恋愛をお楽しみ下さい！

「あたしメリーさん」
このセリフから、気がついたら家の前にメリーさんがいた…というホラー展開もの？！
と思いきや、蓋を開けてみれば「ドジっ娘メリーさん」がただただ可愛いだけの展開に…

メリーさんはかっこよく「恐怖のメリーさん」として家の前に立ってやろうと主人公の家へ足を進めるのだが、悲しいかな、なかなか家にたどり着けない。（しかも家に主人公はいない…）

そんな可愛いメリーさんの姿を、主人公と一緒に温かい目で応援してみませんか…？

大晦日を群馬で過ごそうと旅行に来た主人公に、一本の電話がかかってくる。
電話の主はメリーさんを名乗り、主人公宅へ行こうとしているのだが──。

だんだんと近づいては遠ざかる、ちょっとおっちょこちょいなメリーさんをハラハラしながらも優しく誘導する主人公は、まるで『はじめてのおつかい』を遠くから見守る両親またはカメラマンのよう。
かわいらしいメリーさんをご覧あれ。