イチオシレビュー一覧

今まで強い悪役令嬢ものは沢山読んできましたが、タイトルやキーワードではそう謳っていても、実際は無駄な要素を取り入れた話が展開されて読むのを途中でやめちゃうけど、武闘派悪役令嬢はタイトル通り、ガチの武闘派な悪役令嬢が、武闘を繰り広げる。
ガチで武闘一辺倒て感じ。
この武闘派悪役令嬢を止められる者は居るのか！？
読んだら数ヶ月で内容を忘れる僕が1年間も忘れずに保存されていためっちゃ好きな作品です！

　タイトル通り、『武』に特化した悪役令嬢の物語なのですが、まず特筆すべきは、その圧倒的な文章力！
　主人公の戦闘力に引けをとらないレベルの、描写の細かさと読みやすさが僕の第一印象でした。
　ストーリー及び、キャラの個性もツボでした。冒頭、自らの為だけに力を追い求める孤高のストライカーという雰囲気を漂わせ、本人もそれを終着点にしている様子ではあるのですが、些細な言動が引き金となり、予期もしない変化が訪れていく・・・・次は何が来るの？　何をしでかすのこの娘は？　と
、映画を観るようなワクワクを感じることができる逸品です！

　他にも語りたいことが沢山あるのですが、兎にも角にもミセリアちゃんが可愛いんじゃ！　詳しくはネタバレになるので書きませんが、間違いなく一読の価値がある作品です。

レビュータイトルの気持ちでランキングにあった作品を読んでみた。
説明欄も質素だし初心者が練習に書いたものかな、と。
しかし、そこにあったのは完成された物語、わかりやすくすらすらと読める文書、脳内でアニメのように描写が想像できるこんな作品は、"大作"と呼ばれるものと同じ匂いがした。

実際にラノベ作家のサブ垢だったと言われたほうがしっくりくる。

私はこの作品を追うことをここに誓おう。