イチオシレビュー一覧

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全体像を解ろうとする視点は悪循環になる? 至上主義への壁

 後悔はしていない。

 という文句は流行しています。

 ですが ・・豊富な自爆しそうなアイデアのバクダンを抱えながらノベルを執筆する自制心は、だれにも強要されない物です。

 ・・歴史の教科書に、縄文~~現代までの網羅。1つ書こうとする場合、弥生の部分だけを全力で抱いた。

 世界のつながりまで神経をのばせないまま1つのアイデア〔 国 〕で世代へわたるとなれば、DNAはとうもろこしかバナナ、よわくなる。

 圧倒的スケールの1話目  よりも  アイデア的な真摯さを再稼働させるリクルートメント柔軟性をかねつづける構成である。事の尚、収容に特化される重大さを持っている作品に今日感じました、のでどうぞ。

いい意味で期待外れ

  • 投稿者: 九谷 九一   [2019年 01月 16日 23時 40分]
なろうを読み始めて1年がたとうとしている僕ですが、新作の小説、特に異世界転生主人公最強ハーレムバンザイ作品の主人公の妙に軽い口調にも、チョロすぎるヒロインにも、もう少し威厳のある口調でもいいのではないかというキャラにあえて軽い口調で話させることで面白くできてると思っている作者にもあまり好感が持てませんでした。
ですが今回読ませて頂いた「魔力変換速度最速の魔法使い」は、まずキャラがよく立っていると思いました。主人公とその師匠の口調は、軽くはありましたが、そこにさほどの嫌悪感がないのは、よくあるなろう特有のリズムが悪く、ほらおもしれえだろ?笑えよ!といった感じの強引さが無かったからなのでしょう。そしてその喋り方に各人に特徴があったのがとても良いと思います。人を区別させるのに語尾を特殊にすることに逃げがちななろうで異端とも言える完成度の会話でした。
応援しています。
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