イチオシレビュー一覧

日常をそれなりに謳歌し、兵士見習いとして夢に向かっていた少女フィズ。
そんな彼女に「邪神を倒せ」と神託が下った。
ただの兵士見習いで、魔法だって上手く使えない。
それでもフィズは勇者として、邪神を倒しに行かねばならない。
神託には逆らえないのだ。

フィズを中心に物語は始まり、また陰謀も動き出す。
様々な人物の思惑、想いが複雑に絡み合い、フィズを悩ませもするし励ましもする。

激変した日常でフィズは必死になった。
何かを思い、考えて、行動する。
悪い方向に進む場合もある、良い方向に進む場合もある。
それは全て、フィズが役目を全うしようとひたむきな姿勢で立ち向かった証拠だ。

この物語の序盤は、そのフィズから目が離せなくなる本格ファンタジー。
【神託の勇者は私だけじゃない！！】
残りの勇者はいかなる人物で、どのような物語が待っているのか？
その物語は、各自の目で確認して欲しい。

定食屋の娘 フィズ。兵士になることを目標に日々勉学に励む彼女……。そんな彼女に邪神討伐の神託が下りたことで物語が動き出す。
　
平和な日々から一転して勇者として生きることになったフィズ。しかし、勇者は彼女の他にもいると言う。
　
転移した高校生。獣人の王子と従者。家族との別れ、訪れる戦いの日々。環境も性格も異なる者たちが、皆それぞれに悩みや劣等感を抱えながらも、少しずつ着実に成長していく。
　
文全体が柔らかく、気づいたときには緻密な世界に浸ってしまっている！
また、個性豊かなキャラクターと、彼らが繰り広げるテンポの良い掛け合いは、思わず突っ込みを入れたくなってしまうレベル！
　
ハマってしまう要素が盛りだくさんのファンタジー！ ぜひ読んでみてください！

　立場も違えばそのスタートも違う、3人の突然選ばれた勇者達によって展開されるファンタジー作品。
　
　この作品で最も特筆すべき所は、それぞれのキャラクターが生き生きとしている所だろう。
　細かな心理描写もありながら、延々とそれを書くのではなく、程よいテンポで物語が進められている。
　そしてそれぞれの話のタイトルもきちんとその章での主人公が主観になっている丁寧さ。

　純粋に面白いと思える作品。是非一度読んでみて欲しい。

　
　因みに私はこの作品の次回予告も大好きだ。そこも注目してみて欲しい。

　物語は神託を得て勇者として活躍して行く三人の主人公たちを中心に展開して行くんだけど、まずその主人公が最高！

　定食屋の少女あり、転移（？）の高校生あり、もっふもふの獣人あり！


　もう、一粒でどれだけ味わえるんやねん！って言う感じ。


　しかも、主人公毎にそれぞれ異なる肉厚の背景が描かれててね、作者独自のコミカルかつ軽快なテンポで話がサクサク進んで行くから、あたかも自分がこのファンタジーの世界各地を飛び歩いて旅行しているみたい！　キモチいぃｗｗ


　練り込まれた舞台設定、濃厚なストーリー展開、そして、そこに華を添える主人公や愛すべきキャラクター達。う～ん最高。

　物語の中への没入感が半端ない作品です。

　決して歩きスマホでこの小説を読まないで下さいね。路肩で蹴躓いて怪我しますよ！

　超おススメです！


　追伸：外章もまた良いんだわ。ｗｗ

本作品の主人公はどこにでも居る、大小それぞれの悩みを抱えた人間です。

漠然とした将来の悩みや、劣等感に対する悩み、他人とは違う事を悩む等身大の人間達の物語です。……獣人も出て来ますが。

それらの小さき人間達が、突如として神託によって勇者になり、あるいは勇者の仲間として邪神討伐へと向かいます。

ですが、いくら勇者に選ばれようとも普通の人間。当然、魔物にも苦戦を強いられます。
それでも心で葛藤し、仲間ともぶつかり合い……一つ一つ成長して行きます。

そんな等身大の主人公だからこそ、読んでいて共感し心が熱くなり、手に汗握ってしまいました。

物語の中に確かに生きている主人公達。ですが、本作品を読んだ全ての方の心にも、きっとこの主人公達は生きてるはずです！

悩みを抱える主人公達の成長を見届けるのは、皆さんです！
とても面白いので、お勧めです！

レビュータイトルの一言に尽きるのだが、何故この作品が埋もれているのか、理解出来ない。
テンプレが溢れ返る異世界ファンタジーの中で、しっかりとした作り込みを感じる作品だ。
他の作品ではなかなか有り得ないくらいに、余計だと思われる部分を書き込んでいるのが反対にリアルさを感じて好印象。

まだまだ物語は始まったばかりなので、これから主人公達がどう関わっていくのかが楽しみで仕方がない。
最強物が好きな方々にはオススメ出来ないが、ファンタジー好きならば読んでみる事を強く薦めたい作品だ。

個人的には二章最終話が泣けるので、読んでみて欲しい。

これ程までに、魅力が詰まったキャラクターが沢山登場する小説は中々存在しません。心理描写も細かいので、キャラがしっかりと生きています。

ストーリーも分かりやすく、とにかく先が気になるし、あれやこれやと想像が膨らみ続けます。

すっかりと作者様の術中にハマってしまいました。

少しも文章に対して手を抜いていないのが、読んでいてしっかりと伝わります。
読んで損はありません！

もう多くは語らんでいいですね。おもろい。ほんまにおもろいんすわ。マジで。僕の語彙力が無いのがほんとに惜しい。近年稀に見るレベルの良作なんですが、僕が魅力を伝え切れるか心配でなりません。

まず、主人公は3人います。三者三様、皆違う個性があり、そして全員魅力的なキャラクターです。良い意味で人間らしく、感情移入も容易い。全編続きが気になって日々の暮らしが楽しくなります。

ストーリーも、「邪神を倒す」という一見単純なものですが、色々なキャラの色々な思惑が複雑に絡み合い、本当の敵は何なのか、この世界とは一体何なのか、そんな謎が謎を呼ぶ怒涛の展開に思わずみなさんも息を呑む事でしょう。僕は呑みました。

まぁ何だかんだ言いましたが、読まなきゃ損です。作者様の卓越した文章力で築き上げられる本格派ファンタジー小説、ガチで面白いんでオススメです！あと作者様めちゃくちゃ優しくて良い人です！

　最初の主人公は定食屋の娘フィズちゃん。
内面は思いきり小市民。ですが「神託の勇者」に選ばれてしまったことで彼女を取り巻く状況は一変していきます。

　成り行きで勇者になってしまったフィズちゃんはしっかり葛藤し、周囲の反応に対して苦悩もします。このあたりのリアルな心理描写は、読んでいて「そうだよねー」と納得させられる説得力があります。

　作者が確かな文章力で紡ぎあげていく世界観と物語には「リアリティー」が存在します。フィズちゃんを始め、若き王様、ちゃっかりしながらも心温かい両親など、キャラクターが活き活きと描かれ、物語の中にしっかり“生きています”。
　さらに第２章からは第２の主人公らしき人物まで登場。フィズとＷ主人公のように描かれています。ちなみに神託の勇者は全部で３人いるはずなので……今後の展開が楽しみで仕方ありません！　今もっとも楽しみな作品です。

どこにでもいる少女フィズ。
彼女は突然、神託が降りたという理由で勇者として抜擢されます。
そして主人公が暮らす世界の大陸ではフィズの他にも二人、神託を受けた勇者が誕生していて…

作者の高い文章力でフィズの日常から戦闘描写、そしてその心情に至るまでが、凄く丁寧にわかり易く描かれています。

特に父親とのシーン等は胸を締め付けらます。
（他にも沢山伝えたいシーンはあるのですがネタバレになりますので本編を読んで下さい）

これから三人の勇者達はどう絡んで来るのか。
現れた邪神とは…

この物語は実は、以前掲載されていた物を作者が読みやすくリメイクした物です。

以前より格段に読みやすくなり、作者の心遣いが伝わってきます。

一章はいきなり意外な展開を迎えますよ？
そして物語は丁度その一章が終わった所です。
正に読み始めるには絶好のタイミング！

是非一度読んでみて下さい。

本当にお薦めです！