イチオシレビュー一覧

ゾクゾクしました。ずっと更新が止まってしまっていて、この物語の先を見たいとずっと思っていました。

やはり面白い。このキャラクターたちも勿論、作者様も人外の文才を、語彙力をお持ちです。私はめちゃくちゃ憧れます。




───── ─ 若き獅子たちは天命を知る。若き獅子たちはその終りを迎えるまでただひたすら吠え続ける。

その終焉に、一体何が待ち受けるのか。

FPSの大会で1位を取った主人公、日向渚。
彼が景品の中で気になったのは、同じ会社が作った別ゲームに付与される特典で。
友人に誘われたこともあり、初めてのVRMMOに乗り込んでいくことになります。

そのゲームの特徴は、イベントなどで権利を獲得する事で、スキルを生成出来る事。
作れるだけで取得には別途ポイントが要るし、強いスキルだったらその分必要なポイント数も増える。
渚は大会で獲得した権利を使って、FPSでの得意戦術だった「跳弾」を使用できるようにして。
十数回の反射を即座に計算してみせるとか、一言で言うなら怪物じみた才能を持っていますが、敗北する事もあるし、見落としてる事だってある、年相応の面もあります。
そんな彼らが楽しんでる風景、青春の一ページをご覧あれ。

各キャラがイキイキとプレイしていて、熱い思いもあって面白い。
キャラ重視の人はキャラがハマればめちゃくちゃ面白いはず。

悪いところといえばまず更新が遅い。
イベントが長い。一度の勝負で何回転するの？ってくらいコロコロ状況も変われば仕切り直しする。しかも毎試合するからダレる。ほんと、いつまで戦ってるんだってくらい遅い。中半分カットして2回目3回目の戦いにネタ取っといた方がいい。ネガティヴな指摘ばかりだけど一つ一つの戦いは面白い。
そして、そんな状態なのにストーリーの話を急にぶち込んで読者が完全に置いてけぼりで全然話が入ってこない。その前にイベント終わらせて？　

スキルはガバガバすぎて、スキルに対しては何も考えず読んだ方が良い。デメリット無さすぎてどうみても壊れ。

主人公はVRゲームにおけるPS全般が飛び抜けているわけではないが、WWOというFPSで変人仲間と共に2連続で日本一に輝いており、運営が主人公対策で作った障害物満載のステージで幾度となく反射した跳弾で開幕2秒のヘッドショットをかます変態。

その主人公が「プレイヤーの思考をスキャンしてスキルを新たに生成する」ということができるMMORPGを、一癖も二癖もある変人仲間と共にやりたい放題楽しんでいく話。（いの一番に作ったのはもちろん「跳弾」スキル）

主人公と愉快な仲間達との絡みが非常に面白く、こちらをわくわくさせてくれます。
何よりヒロインが基本常に敬語で大人しそうな感じなのに、テンションあがって「楽しいですねぇ、楽しいですねぇ！やっぱり爆発は良いものです！」とか言いながら爆発させまくって戦っちゃう最高に良いキャラしてます。主人公に頑張って攻めた発言して数秒後に顔真っ赤にする所も可愛すぎます！

　跳弾が25回以上反射したり、自白剤の含んだ銃弾が存在する狂ったＦＰＳ・・・の優勝賞品の中で、そのＦＰＳの会社とある会社が共同で作った新作ＶＲＭＭＯＲＰＧの特典がありました。それを一部の仲間に薦められ、一緒にＶＲＭＭＯＲＰＧの中で遊ぶ。といった趣旨のお話しです。
　主人公はそのＦＰＳ内でスナイパーライフルの弾丸を跳弾させまくってヘッドショットを決める傑物。
　会話は結構軽快で、戦闘シーンも頭に思い浮かべやすい読みやすい文章をしています。
　全体的に重たい文章は外伝として別にあげているのでそっちがまるで苦手というわけでもないようです。
　ラブコメが書きたいと常日頃言ってる作者ですが、今のところ天然（というか恋愛に警戒してて結果すれ違い）しかいないので今後が楽しみです。

この作品は、WWOと言うゲームで頭のおかしいレベルで跳弾を発生させる人力TASが、SBOと言うゲームで恋愛やら、戦闘やらをこなして行く作品です。

この世界独特のシステムである、「スキルビルド」これは自分の作りたいスキルが作れるシステムです、ですが、そのスキルを習得する際にスキルポイントを使うので、世界を爆発するスキルなどの場合その要求がエグくなり、取れないスキルと化します。

主人公はこの世界でこのシステムを使ってこの世界でもキチ砂の能力を発揮するでしょう。







……………他でもない私が死ぬことを望む