イチオシレビュー一覧

プロローグから始まる物語の展開に惹かれました。

当たり前だった日常から、戦い、傷つきながらも進み続ける主人公。
ダークファンタジーなので、考えさせられる部分もありつつ、主人公が次にどう行動するかが気になり読み進んでしまいます。

最後に主人公が辿り着く結末は一体どんなものなのか。
読みやすい文章が重た過ぎず、けれどしっかりした物語を描いています。おススメです！！

　「味方が誰か分からない」
　そんな作品に興味がある方、居ませんか？
　実は、この作品、そんな作品なんです。

　冒頭は、穏やかなバカっ娘ヒロインとの日常から始まるのですが、そんな平穏な主人公達を突然の別れが襲います。
　そして、主人公は悲しみを胸に秘めながらも、前へ踏み入れる決断するのです。『忠誠』という装置を使って……

　そんな彼の生き様を読んでみては如何でしょうか？
　きっと、最後には、何か感じるモノがあるはずです。
　是非、目を通してみて欲しい。
　そんな作品です。

本作は、故郷を滅ぼされた主人公が復讐を誓い、力を求めて成長していくストーリー。

序盤重苦しい悲劇で幕を開け、ただ一人生き残ってしまう主人公は、己の復讐のために命さえ投げ打って力を求めた。

一見危うい展開を見せる本作だが、世界観を構築する要素がとても作り込まれているため、主人公ばかりが先走っている印象は全く受けない。

上手く描かれた一人称によって主人公の想いを読み手に反映しながら、復讐に至るまでがっつりとした理由付けを行っている点が好印象だ。

ブレの少ない、芯の通った主人公に惹きつけられる。序盤の重苦しさを越えて、しっかりと物語を引っ張っていく魅力を感じた。

登場キャラは多いものの、外見的特徴が細かく記されており、ありがたいことに大変イメージしやすい。ファンタジー作品において、大きな魅力の一つだ。

物語はまだ序盤。ここから展開していく大きな流れが楽しみな作品。

是非ご一読を。

この物語は、所謂ダークファンタジーと分類されるジャンルだ。
ファンタジーと名を打ってはいるが、そこに希望はない。
あるのは、リアリスティックな悲劇と死だ。
この物語も、主人公と彼の周りの人々の悲劇と死で彩られて始まる。
ストーリーはハードだが、文章は比較的ライトで読みやすく、初心者にも充分おすすめできる要素を持っている。
復讐の為に、人であることを捨てた主人公の行く末に待つ物は……？

筆者自身がファンタジー初心者なため、きちんと内容を理解しながら読み進められるのか不安でしたが、苦もなく最新話まで読了出来ました。

一話目から8000字。数字だけ見ると若干腰が引けますが、ここを斜め読みしては先へは進めません、絶対に。
序盤に物語の根幹がこれでもかと詰まっています。つまり、序盤で情報をインプットしてしまえばその後の各話は戸惑うことなく読めるのです。

ごく稀に設定があやふやで疑問だらけ、矛盾だらけになったりするお話を見掛けますが、この作品は今現在その懸念は全くありません。
大変しっかり作り込まれた世界観だと思います。
話にスピード感も感じられ、デモデモダッテにならずに「死か忠誠か」を即座に選択出来る主人公の芯の強さが、物語をしっかり牽引してくれています。

登場人物の外見的特徴が詳細に描かれているのも、イメージが保ちやすく、ファンタジー初心者にはとても有難いことです。

本作品の一話目の文字数は、他作と比べるとたしかにちょっと多いです。文章量が多い作品を読むことに抵抗を感じる方もいらっしゃると思います。

しかし、だからこそ私はこの一話目をぜひ皆様に読んで頂きたいです。厚い文面に含まれた沢山の面白展開！

たった一話の前半と後半でここまで場面が変わるのかと感じるほど落ち着いた雰囲気から一転、ハラハラさせられるストーリー展開にきっと皆様も心踊らされることでしょう！

本作品はまだ話数が少なく、読了もまったく難しくありません。空いた時間があればぜひ一度、読みに来てください。

第1話。それは、物語の序幕であり、小説の顔である。
web小説という形態を取っている以上、気軽にブラウザバックすることが可能だ。しかし、本作はそれを許さない。

１話を読んだら最後、時が経つのを忘れて、気づいた時には、最新話へと紡がれる。高い筆致とそこから綴られる重厚な物語に釘付けになることでしょう。

たしかに、まだ字数が少ない。けれども文字数以上の内容の濃さ。
始まったばかりだからこそ、是非読んでほしい。

貴方なら死と忠誠どちらを選択しますか？

親友や故郷を奪われた少年が復讐の為に闘うダークファンタジー。

大人っぽさの中にあどけなさを残す美少女剣士や、白い眉や髭が印象的な隊長と言った、個性的な人物が彼を導きます。

この物語は最後までしっかり読み込む事で意味を成す物語です。序盤の文章は長いですが、その中に主人公であるギルバートの悲劇のドラマがぎっしりと積み込まれており、読者を引き込んでいきます。

一度読むだけで、これからのギルバートの復讐劇に目が離せなくなるかと思います。

復讐を誓って、一度死んで魔人となって生まれ変わることを選んだ少年の運命を描くダークファンタジー。

冒頭から、故郷の村は滅ぼされ、夢を語り合った幼馴染の女子も魔物に殺されてしまうという展開。
助けてくれた美少女剣士に、死か忠誠か選べと迫られる。

忠誠を選べば、魔人となって力を得ることが出来るが、敵に組する人間を躊躇なく殺すことや、もともと友達だった者たちが魔物に変えられてしまったような場合でも、その者と戦い打ち倒さなければならないという過酷な運命が待っている。

少年は、忠誠を選んだ。物語が始まった。

まだまだ序盤だが、これからの主人公の運命と活躍に期待が高まる内容だった。
本格派ダークファンタジーの開幕だ。

　この作品は、一話目から8000字であり、他の話も長めですが、無駄な内容が少なく、とても濃縮されたダークファンタジーです。

　一話目から8000字となると、やはり皆さんは抵抗があるでしょう。しかし、最初に描かれる和やかな描写から、早速展開が起こります。
　どのような展開かはネタバレなので言えません。が、とにかく、ボリュームのある文章に味がある、飽きない小説です。

　まだ始まったばかりの物語ですが、きっと後々ヒットしそうな雰囲気がありました。皆さんもぜひ、時間があるときに読んでみてはいかがでしょうか。