イチオシレビュー一覧

主人公は人間でありながら旧日本軍機・四式戦疾風に転生(？)してしまうというちょっと変わったお話しです。

戦闘機に転生したと言っても戦闘ばかりしているわけではなく、元日本人から来る純朴さから来るほのぼの感や、パートナーの少女との人間らしいやりとり、戦闘だけではない航空機の優位性を生かした問題解決など、他ではなかなか読めない展開が楽しいです。
戦闘はなるべく控えてますが、必要となれば圧倒的な力が見られるのもやはり熱い所。

文章も読みやすい(自分的にここはかなり大事で、凝りすぎたり拙なかったり誤字脱字がまあまああるとストーリーが良くてもストレスで読まなくなるが、この作者はそういうのがほぼ無い)のでオススメです。

異世界転生・転移物が大好きなので、そういう作品ばかりを検索して読んでいる私です。

人外物は猫ばかりで(猫好きなので(ΦωΦ))他の種類の作品の存在は知っていても、全く興味が湧きませんでした。


本作は正直なところ、ほんの気紛れで読み始めたのですが、これが実に面白い!


人や生物では無い分、逆に悪いダラダラ感等が無くて楽しく読み進められます。


ありきたりな異世界物に食傷気味の方におすすめですm(_ _)m

面白いよ！
書籍化しないのが不思議なぐらい。

アニメ化もいけると思う。

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異世界での人外転生が好きで見つけ読み始めましたが、もっと前からタイトルだけは知っていたのですが、どうせSFチックだろと思って避けてました。

しかし読み始めるとそんな事はなく、異世界では四式戦はドラゴンと間違われて、そのまま現地人の中では未来の超兵器ではなくドラゴンとして扱われます。

キャラクターも多くなってきますが、その都度わかるように○○の誰々等があり分かりやすく書かれてると思います。

主人公とその他キャラのやりとりも毎回笑わしてもらってます。

3日ほどで最新話まで一気読みするほど面白かったので、人外転生物が好きな方へおススメします。

これは地震に巻き込まれたと思ったら、作成中だった旧軍の飛行機模型の姿となって異世界にやってきた主人公とそこで出会った少女とのバディものである。これが飛行機に乗ってきたパイロットだったのならボーイミーツガール的なロマンスが展開されるのだろうが、いかんせん飛行機と少女、そんなことにはならずドラゴンだと勘違いされた主人公が少女の危機を救うため少女に協力し、やがて一人と一匹（？）はドラゴンライダーとして世界をまたにかけた活躍をしていくことになる。お調子者だけど小心者の主人公ハヤテと破天荒なお嬢様ティトゥのデコボココンビが繰り広げる異世界ドタバタ冒険譚ここに開幕。

　小さく無力な者の諦めに、常識では覆し得ない絶望的な状況に……、
　頼むどうにかしてくれ！　と言う読者の期待と切望を銀翼に乗せ、主人公ハヤテが飛ぶ時……その圧倒的な力が満を持して行使され、全ての暗雲を吹き飛ばすカタルシス。
　この作者様は……無敵の存在の魅せ方とはなんたるかを知り尽くしております！

　その圧倒的な力は、主人公が人間どころか人型ですらない、四式戦・疾風だからと言う有無を言わせぬ説得力。

　主人公は規格外な能力を有せども、戦闘機故に飛ばなきゃ昼行灯。
　行動だけ見れば無気力チート主人公その物なのですが、それが嫌味にならない、そうしているのが当たり前、てかそうせざるを得ない。
　それを見ているのが楽しい！

　だって彼は戦闘機なのだから！

　そんな独特の立ち位置の主人公を中心に繰り広げられるやり取りがこの上も無く面白い。
（文字数制限キツすぎ、半分も魅力を伝えきれない……）

この作品の特徴は、異世界で戦闘機になった主人公を現地の人々がドラゴンとして扱う事です。
たまたま出会ったお嬢様ティトゥとの関係性は、とても心地のいいものです。
主人公たちは戦争や政治に巻き込まれながら、国をまたいで飛び回ります。
海賊をやっつけたり、領地経営に参加したり、商売に関わってみたり。
長い物語の中で色んな事をします。
あくまで戦闘機なので、他の作品とはだいぶ主人公の行動も違って新鮮に感じます。
やはり空を飛んでいるシーンが読んでいて一番楽しいです。
キャラクタ―たちの愛らしさも魅力です。

ドラゴンと呼ばれながら空を舞い活躍する戦闘機。
変わった勘違い設定ではありますが、この小説ならではの味わいがあります。
レビューは慣れないですが、応援したい作品なので書いてみました。

　よくある異世界転生モノですが、主人公は戦闘機になります。戦闘機の知識がない自分にもわかりやすく、さくさくと読むことができました。
　
　異世界人の人々は主人公の戦闘機をドラゴンと勘違いし、物語は進んでいきますが、その勘違いが面白い方向へと進んでいきます。

　更新速度も速く、読みやすい作品でオススメです。
　異世界転生モノに飽きてきた皆さん、一度読んでみてください。
　

異世界転生……ただし、四式戦闘機。しかも自分の作った模型に転生してしまうというモデラーなら感涙ものの物語です。模型が実機並み以上の性能を発揮するだけでも嬉しいのに自分がそれになれるという二重の喜びを噛み締めちゃいます。
四式戦闘機が異世界の辺境の地で一人の少女と出会う。そこから紡ぎ出される物語はどう転がって行くのか。更新されるごとにワクワクします。挟み込まれる情景描写は、頭の中ではっきりとした絵として浮かんできますし、そこには浪漫の香りが漂っています。これはできるだけ多くの方に読んで欲しいですね。
追記 お誕生日おめでとうございます。

この物語はジャンル的には数少ない”無機物転生”のお話です！！丹精込めてプラモデルの四式戦闘機”疾風”を組み立てていた主人公は地震の落下物からプラモデルを庇って意識を失いますが…… 目が覚める？と何故か大空を飛んでいます。

そこで未だ見ぬ異世界を警戒しながらも、燃料問題を無視する事は出来ずに手入れの行き届いた森へ着陸、好奇心旺盛な良家のお嬢様にゲットされてしまうのです。

集団戦や戦記物の要素を含む物語を書くにあたっては軍略的な知識や発想は必要(小生は史実の戦争の戦記などを参考にしてます)ですけど、その部分も十分な水準にあると感じました。

というわけで、面白い作品は応援させて頂くのです！！