イチオシレビュー一覧

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世界を救うのは、きっと仲間との友情と……親子愛。

最近は異世界系の物語が流行っている。
なぜここまで流行ったのかは謎ではあるが、とにかく本作は、そんな異世界転移系であり、そして……転移させられる息子を心配した母ちゃんまでもが、巻き込まれに行った形で異世界転移してしまうというタイプの異世界系だ。

なんだ、従来のと変わらないな……そう思ったあなた、騙されたと思って読んでみてください。

仲間との、モフモフ付きの和気藹々ながらも時々ホロリな友情。
トラブルを持っていながらもなんだかんだで人情が厚い異世界人達。

さらには

神威にも負けない母の愛。
行方不明であった■■との衝撃の再会。

今までの異世界モノのテンプレから外れた展開に加え、どこまでも胸が熱くなる家族愛や親愛などが盛りだくさん!!

そしてそれらの愛を受け取って。
果たして主人公達はこの異世界を救えるのか!?

いよいよ物語は折り返し地点!!
今読んでおけばお得ですよみなさん!!

母の愛は強し!?でも息子は、もっと強かった。

  • 投稿者: 退会済み   [2021年 01月 11日 13時 07分]
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まず序章に目を通してほしい。

母が女手一つで、どれだけの覚悟と、
愛情をもって、一人息子を育ててきたのか、
その深い愛を、垣間見ることが出来ます。

そんな大切な宝物である息子が、
神などと名乗る、胡散臭い爺さんに、
連れていかれようとしたら?
当然、熱したフライパンで、
撃退しちゃいますよね。

母の愛で、しんみりしたら、
後は、ドタバタな異世界物語が、
幕を開けます。

息子を守るはずが、
逆に守られる立場になってしまった、
白猫のオカン。

母の心、子知らずで、割と暢気に順応する、
心優しい息子のヒビキ君。

各地で起こる厄介ごとを、仲間とともに、
解決する二人の珍道中。

どこか抜けた愛嬌のある、登場人物たちと、
童話のようなメルヘンチックな世界観に、
貴方も癒されてみませんか?

我が子が異世界転移するのを見送るか、このまま死ぬのをみておくか2択で選べだと?! フライパンで神様を殴りつけて、一緒に異世界転移しちゃう母ちゃんのお話です。

子どもには幸せになってほしい。たとえ自分が死んだとしても。迷わずそう選択できるくらい、母親の愛情というのは子どもに対してまっすぐなものだったりします。

この作品の主人公は、高校生の息子を持つお母さん。神隠しにでもあったかのように突如として夫を失った彼女は、女手一つで息子を育ててきました。ところがある日彼女は、理不尽な理由で息子を失いかけてしまいます。

力技で息子のそばにいる権利を勝ち取った彼女ですが、彼女にはいくつもの制約が課せられていて……。「世界樹のしずく」を神様から手渡された息子は、この異世界を楽しむ気満々。お母さんは、その姿をハラハラしながらただ見守るしかないのです。もふもふかわいいにゃんこ姿で。

行方不明になった夫はどうなったのか。
少しずつ解き明かされるこの世界の謎とは。

ほんわか母子の異世界珍道中は、水戸黄門さまのように各地の困りごとを解決しながらのんびり進むのです。

あなた,今現実につかれていませんか?

  • 投稿者: ルー   [2020年 07月 05日 15時 05分]
 あなたが小説に求める者は何ですか?俺の場合は,ストレス発散です。

 ではどのような小説が発散になるのか。俺は今までチート物だと思っていました。ですが,それは最適解ではありません。もちろんすっきりはするのですが,ただすっきりするだけです。

 では何が正解か。それはこの作品です。

 この作品は,癒しです。猫カフェに行くより癒されます。読んでいて,心があったまります。これからも頑張ろうって思えます。

 だから,この作品を読めばつらいことがあったら我慢して耐えるんじゃなくて,自然と乗り越えられます。

 それに加えて,ひるねさんは文章を書く力が非常に高いです。もうプロです。

 読んでいれば自然と街並みが,森が,キャラが浮かんできます。

 そんな神作品です。

 読まなきゃ損。俺が言いたいのはそんなことです。

初の個性を見つけました!

  • 投稿者: 夢間欧   [2020年 05月 04日 12時 42分]
 これは異世界ものです。ですが、私は異世界オカンものと呼びたいです。

 読んでるあいだ、ずっと、フライパンを手にしたオカンの映像が浮かんでいました。

 これはおそらく天然です。天然自然に、作者の個性が溢れ出てしまっているのです。

 だから、味があります。文章はしっかりしていて、よく推敲されているのに、どうしても出てしまう個性。これは癖になります。はっきり言って、強力な武器ですね。

 結局のところ、小説を読むのは、新しい個性に出会いたいからです。この作品で、それに出会えます。

【人面(;゜∇゜)レビュー】

  • 投稿者: 鯉滝 龍生   [2020年 04月 27日 04時 31分]
この作品は猫になった母とそうとは知らぬ息子の異世界ファンタジー。
この親子で一つの主人公と言えるのでないでしょうか?

なしくずし的に飛ばされた異世界で、『失われた世界樹』を復活させる旅に出る。
という明確な指針がありますが、私の予想では善行旅のような感じになり、困った人があれば助け、力を合わせて苦難を乗り越える、というギャグコメディになるのではないかと期待しています。

コミカルな作品ですので、気分が軽くなります。
水戸黄門をどこか彷彿とさせます。

この先に進むにつれ魅力的なキャラクターが登場することはわかりきっています。展開に色々な期待の持てる作品です。
更新が楽しみになる、そんな作品です。

1話辺りは1500字前後。
物語の軽さと合わせて、いつでも読めるような作品です。
ただし、公共の場で読むことはおすすめしません。
頬が緩んでしまうので、もれなく変人を見る目で見られるでしょう。
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