イチオシレビュー一覧

誰かが言っていました。
『どんな崇高な行為も自己満足の一言で説明できる』と。

世のため人のために我が身を削ることは素晴らしいことです。
それがいつまで続けられるかは別としまして。

では逆に自分が楽しむことを優先した結果、多くの人に喜んでもらえたら？
それって最高じゃないでしょうか。

『なろうファンDB』
ここに見えるのは究極のスコッパーの姿だ。
いち個人が作り上げた、あまりにもよく出来たサイト。
本人のみならず多くの人々も楽しめるものである。


この『なろう』という世界に生息する私たち全てが良作に巡り会える方策がここにはあります。
スコッパーとはどのような存在か。
どうすればもっとなろうを楽しむことができるか。

まずはさらっと読んでみるといいでしょう。

ブクマゼロ、PVゼロ、評価もレビューもゼロ。
せっかく書いた自分の小説を読まれたい！
でもなにをやったら読まれるのかがわからない。

そんなあなたにオススメです。

スコッパー心理だけでなくタイトル、あらすじ、はたまた某匿名掲示板のなろうスレッドに至るまで。
熟読すれば、考察に考察を重ねた作者の『読者視点』に理解が深まることでしょう。

こちらはスコッパーさん（読者さん）の書かれたエッセイです。
読者さん・スコッパーさんは、どう考えて、どう行動したのちにその作品を読み始めているのか。読む側の心理や行動が書かれていて、作家さんにぴったりの内容です。

特にタイトルとあらすじについて語っている回は必見！
タイトルとあらすじで読者さんを誘い込むのはとても大事なことですから、私も改めて考えさせられました。

伸び悩んでいる方も、伸びているけどさらにいろんな方に読んでほしいという貪欲な方も、ぜひこちらのエッセイを参考にして、読者さんを引き込んでみてはいかがでしょうか。

お世話になったものです。

いやー、痛感しました。

情報ページや目次ページだけでも出来ることはある！！

何事もやり過ぎは良くない。過剰は作者の自己投影。
親切はお節介。

色々と学ばせて頂きました。

あまりに自分の作品を知って欲しいという願望に選ぶのは読者である、とすっかり忘れていたのです。

このレビューを呼んだ貴方、もしかして、読者が本当に欲しい情報、上げてますか？

──「スコッパー」
この"小説家になろう"において、注目を浴びる事ない、深淵に沈んだ作品を掘り起こし表舞台へと導く、我々"底辺作家"にとっては神の如き存在。都市伝説の一つ。

これは、そんなスコッパーが何を考え、どんな行動をするか、を書き連ねた手記である。
つまり、我々には望んでも得られなかった聖典、クモの糸の存在。

さあ、この垂らされた糸を掴み、底辺を脱出、天界へと至るのは誰か？
無間地獄から抜け出したくはないか？　ランキングの常連に入りたくはないか？　書籍化の夢を見たくはないか？

全ては情報であり、準備である。
「良い内容を書けばきっと評価される」
　──　そんなモノは幻想。戦いは読まれる前から始まっている。

このエッセイが全ての底辺作家にとっての福音となる事を祈って。