イチオシレビュー一覧

母を想い、感謝を伝える。ただそれだけの物語。

しかし、だからこそこの物語は心に響き胸の奥が熱くなるものがあります。

いなくなってしまって初めて気がつく大切さ。
そしてその想いを大切にしていこうという真摯な思いが詰っています。

読んだ者に大切な何かを思い出させる。
そんな心温まる母への想いをぜひ読んでみてください。

母への感謝の大切さを改めて感じさせてくれる作品です。

素朴な言葉選びが読み手の心に真っ直ぐ届き、感動を誘います。
そして、それと同時に、重要なことをそっと語りかけてくれます。

私はこの作品を読んで、今あるものを当たり前だと思うことなく生きてゆこうと決意しました。
(何だか読書感想文のようになってしまっていて、すみません)

必ず心に残る作品だと思うので、ぜひ、一度読んでみて下さい。
素晴らしいです。

なぜ５月の第２日曜日が母の日になったのか、その由来を私は知らない。

だけど。
母を敬い、感謝を伝えるのに日時なんて関係ない。

日々の家事を時給に換算するとどれぐらいだろうか。
学生がファストフード店やコンビニでアルバイトをした時の平均よりも、もっと高いに違いない。

というよりプライスレス。

お母さんが毎日、家族のために一生懸命お世話をしてくれることに感謝すべき。

作者のそんな気持ちが伝わってくる、今日から明日にかけて読むに相応しいエッセイだと思う。