イチオシレビュー一覧

愛は人を成長させる。
溺愛は人を堕落させる。
清々しい溺愛は、素晴らしい物語を創り上げる

彼女は愛される。
両親から。
双子の兄達から。
精霊から。
そして・・・・・・運命の相手から。

溺愛は、物語の中で、ひとつのアクセントとして使用しないと、物語を気持ち悪いものにしてしまうことが多い。
しかし、この作品は、あえてその溺愛を現界突破させることで、逆に爽快感をもたらしている。

是非、最後まで読んで頂きたい。
貫かれる溺愛を読みきった時、貴方の心は青空のように澄み渡っていることを保証します。

　序盤から、少女を巻き込んだ事件で物語は始まりますが、親の愛、兄弟愛、そして恋愛が盛り沢山です！！

　キャラクターも一人一人しっかりしていて、前半でしっかりイメージ出来る構成なので、スラスラと読むのが止まらなくなります！！

　少女の成長と共に、人間関係も成長していくそんな素敵な作品です。

　是非、おすすめです！！

　公爵令嬢のアリスティアは、３歳の時に魔力暴走を起こした事がきっかけで、前世の記憶を思い出します。

　前世の彼女は、本を読んだりゲームしたりが好きな平凡な日本人の少女だった事を思い出します。
それがきっかけで、知識や魔力量において非凡な才能を見せるアリス。

　そんなアリスのコトを、兄である双子のエルとクリス、特に皇太子のルークから溺愛されます。

　それからアリスは、チート並みの無双ぶりを見せるのでした。

　主人公アリスの心理描写と冷静に状況を把握する様子が、読み手に高い共感性を感じさせます。

　改稿されて三人称視点になっているのも、それぞれのキャラの思惑が判明して、よりストーリーに奥深さがありますね。

　このレビューをご覧になっている皆様も、どうか本作品を読んでみて、お楽しみになって下さいね。