イチオシレビュー一覧

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現代舞台のファンタジー風に展開していく一風変わったホラー

  • 投稿者: グルテン   [2021年 08月 27日 16時 09分]
ホラーと言うタグが入っていたこともあり、最初は暗い雰囲気の物語が展開されていたので、キリのいい所までいったら読むのやめようかなどと思っていましたが、読み進めるうちに次、次と最後まで読んでしまいました。

最初はなぜ現代ファンタジージャンルに設定しているんだろうと思いましたが、読み勧めていくうちに、ああ、なるほど。こういう展開が待っているからこのジャンルにしたのか。と、思う部分もありました。
最初の陰鬱な雰囲気で読むのをやめてしまう人も中にはいるのではないかと少々思いましたが、読み進めれば面白くなってくる作品だと思います。
まだ回収し切れていない複線があるようですが、第2部がまだ別で続いている様なので続けて読んでみたいと思います。

ホラー的な怖い描写だけが中心ではなく、クスリと笑わせてくれる場面や、私自身が年で涙もろくなっているせいか感動させられる場面もちらほらありました。

ダンジョン?ステータス?そんなものはない!!!

今のなろうのローフファンタジーといえば、ダンジョン
やらステータスやら鑑定やらで主人公とその仲間が無双していくのが主流となっている。
しかし、この作品にそんなものはない。
小さい頃に見えるあの恐怖、背後や隙間から貴方を見つめる何か。そういうような言い表し難い恐怖に主人公と仲間たちが命を賭して、立ち向かっていく。
ある意味王道を通っているローフファンタジー作品だと私は思う。
ぜひ、一見してみてください。

なろうの中では珍しいタイプ

  • 投稿者: Ema   [2020年 10月 13日 23時 42分]
この作品の分類というとローファンタジーになるけど
なろうでローファンタジーと言えば大体ダンジョンとかスキル/ステータスとかチートとかになるけど
この作品はどっちかというと怨霊と都市伝説という珍しい(?)枠
自分は文章書く力がないから例えることしかできないけど
この作品はモトオ先生の鬼人幻燈抄の平成編の感じに近い(古い知り合いがない+主人公とヒロインの役が逆だけど)
そういうの興味ある人は読んでみてはいかがでしょうか
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