イチオシレビュー一覧

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あきれてため息しか出ないね。

日本人はあまりにも医療制度へ無関心すぎる!

筆者の主張は、この言葉にはじまる。
俺は違うぜというそこのあなた。

こんな事件が実際にあったのをご存じだったか?

という、ほんとにため息しか出なくなるような憂鬱なエピソードが満載されている。
これを教訓にできないようなら、日本の医療は滅びるしかない。

ってか、いっぺん滅んだほうがいい。

9月にオフクロが足の手術を控えている俺だからこそ、自信をもって紹介するこのエッセイ。


さあ、みんなで日本の医療の最後を見届けようではないか。

日本の医療制度を真剣に考えるきっかけに

 私は法学部出身で、健康保険組合や健診業務に従事した経験のある一会社員です。筆者の書かれている幾つかの事件は私が健康保険組合に所属していた際に起きたもので、業務上の付き合いのあった各病院の事務長クラスの方々が、対応に苦慮されていたことを思い出しました。
 社会を支えるインフラとしての医療制度は、現場の方々の努力によって何とかギリギリの所で支えられているのが、現状です。費用を負担する健康保険組合も既に限界に来ています。
 できるだけ多くの方にこのエッセイを読んでいただいて、日本の医療制度について考えるきっかけにしてもらえればと感じました。
 今後とも応援します。頑張ってください。
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