イチオシレビュー一覧

人々は世間一般の常識で物事を考えます。
その発想から少しでもはみ出ると、「非常識」だと言われ、
普通ではないように思われてしまいます。
しかし、それも「一般的な常識」を使っているからこそ生まれるものです。
一本の「常識」というスケールではかるのではなく、それぞれの「個性」という認識を持てば、
一概に「普通ではない」なんて言えなくなるはずです。

『ママのところへ』はちょっと個性的な男の子が主人公です。
文章中何度も現れる「個性」という文字。
これを改めて考えられる作品です。
優しい文章で書かれているので、読んだ後はきっと心が暖まるはずです♪