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生きていることに幸せを感じられるきっかけをくれる作品です

  • 投稿者: アンリ   [2019年 09月 30日 21時 46分]
なろうで一番感動し、一番考えさせられたヒューマンドラマでした。
読めば、あなたもきっと涙することでしょう。

サブタイトルのとおり、骨髄バンクに登録していた主人公の男性(会社員)が実際に提供するお話です。
難しくなりがちな内容がさらりと描かれつつ話は進んでいきます。
主人公が心を整理していく過程に、主人公の配偶者独特の苦悩、主人公の会社の社長のドナーへの考え方などもからめて、とうとう提供日当日を迎えます。

特に感動したのは、主人公と患者がかわした手紙の内容、それに最後のシーンです。
もしも今、毎日がつまらないとか、生きがいがないとか、孤独だとか…色々思うことがあったとしても、この作品を読むことで、誰もが誰かと繋がれること、勇気を与え与えられる存在になりうることを実感できると思うのです…きっと。

そう信じ、私はこの作品を多くの人にお勧めします。

感動の嵐なんですよ!

骨髄バンクのドナーになった人の話です。
エッセイではなく、小説です。

白血病三部作のシリーズの完結編になります。

私はこのシリーズをずっと追いかけていました。
今日、この最後のドナーの話を一気に読んで滂沱の涙を流してしまいました。(´;ω;`)ウゥゥ

病気の話を書いているんですが、この作品から伝わってくるのは【生きる力】であり、【生き方】なんですよ。

けれどぜんぜん堅い話ではありません。
普通の少年が、普通の大人が、目の前の課題に真摯に取り組み、幸せに光り輝く「強い思い」を手に入れるまでが書かれています。

心からの感動を欲しているあなた!

あなたに嵐のような感動をお約束します!

絶対に読まないと、損をしますよ~
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