イチオシレビュー一覧

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きっと我々も、無意識に人を裏切ってしまう

平成が終わりを迎え、次の年号は何かとそわそわとした空気があった2019年。

ひとりの「男」が死んだ。

能勢という刑事を中心に、愁士朗、近藤、馬場……動いた運命の歯車たち。
様々な感情を抱え、擦れ、歪み、錆びついた。
この悲劇は、何処で止められたのだろうか。

暗く、グロイかもしれない。
しかし読んでほしい。
目を背けないでほしい。
そして我々は、二度と繰り返してはいけない。
深く深く、人の心の闇を暴くヒューマンストーリー。
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