イチオシレビュー一覧

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老後の安寧を得る為に引き篭もって暗躍する主人公と仕事を振り分けられる仲間達の社畜的物語?

  • 投稿者: 青井 蒼夜   [2020年 02月 11日 17時 16分]
他の作家さんの作品に『董卓』に転生するお話【三国志の悪役董卓に生まれ変わったけど死んだあとへそに芯を立てて燃やされたくない!】(水源/完結済)がありましたが、此方も洛陽を炎の海にした原因を作ったとある賢者に転生するお話です。

定年後の安息生活を得る為に実力があれば認めてもらえる外戚君主に仕え、オツムがそれほど良くない主の頭脳となって裏のボスの座に居座り後継の育成や皇帝の教育係などを隠れ蓑に漢の中心部を操るその手腕はみごととしかいいようがないほど。今後の展開に期待しております。

ここまで笑える三国志小説は少ないと思う

  • 投稿者: 御影 雫   [2020年 01月 03日 12時 50分]
三国志でお馴染みの、中国後漢時代を舞台とした転生小説。
主人公(李儒)が後漢時代の偉人達を次々と手玉に取っていく様は、読んでいて爽快な気分になる。

登場人物達の性格やバックボーンが分かりやすく説明されており、時系列もほぼ史実通り。
三国志を読んだことがある方は史実を思い出しながら、主人公の腹黒さや、巻き込まれ頭を抱える偉人達の様子を楽しんで貰いたい。

その定説に異議あり!

通常の歴史改変小説では、主人公が関わると正史と違うイベントが発生するのに対して、この世界では正史と大枠が同じイベントの流れでありながら、全く違う視点から描くことによって明らかに違う歴史が流れる世界が存在する面白さを感じさせてくれます。
もしかしたら、定説の歴史は後の権力者に改変されたもので、こちらこそ正しい歴史かも・・・(笑)。

こんな三國志は読んだ事無い(良い意味で)

 このお話は、転生した人間が三國志の登場人物と成って活躍するお話です。

 貴方は三國志の話(転生も含む)で主人公は誰を想像しますか?
 日本で人気の『劉備』? 三國志の主人公と言われる『曹操』? 小覇王の『孫策』? 天才軍師の『諸葛亮』? 赤壁の英雄『周瑜』?
 このお話の主人公は上記の誰でもありません。 読んでのお楽しみで書きません。
 この作者にかかれば、三國志が正反対に見えます。
 今後の展開がとても楽しみです。

更新をくれくれ!

  • 投稿者: 剛毅   [2019年 12月 01日 23時 42分]
歴史物の三国志で初めて自分の好みに合う小説に巡り逢えました。テンポの良い書き方でマニアチック過ぎない説明で大変面白く読ませて貰ってます。最新更新まで読んだ時、続きはもうないの?とイラッとしたのは久しぶりです。他の三国志を読んでみても、自分に合う物か無く、とても良い出会いが出来て良かったです。これからも新しく更新されるのを楽しみにしてます。

何故だろう、悪役&やられ役というイメージしかなかったあの腹黒軍師が、まるでチェレンコフ放射の如くに輝いてみえる

 「三国志」という言葉から想起するものには、かなり個人差がある。

 戦前から絶大な人気を誇った、吉川英治の小説。温州蜜柑で有名な、横山光輝の漫画。歴史好きなら一度はプレイしたことがあるであろう、コーエーテクモのゲーム。あるいは、もっとコアな方なら、演技ではなく、陳寿が撰した史書の三国志を思い浮かべるかもしれない。

 その何れの三国志を好む御仁に対しても、この作品はオススメである。

 主人公となるのは、李儒。世間一般のイメージでは、暴君董卓の知恵袋であり、毒薬を飲ませ弘農王弁を弑逆した謀反人であり、洛陽を焼け野原にした首謀者であり、とにかくまあ悪いヤツである。

 しかし、この物語の李儒は、違う。

 そこに描かれるのは、心を入れ替えて綺麗になった、まっ白な李儒――などではない。李儒の李儒らしさはそのままに、細やかな気配りのできる外道が読みたい方は、この作品を読むべし、読むべし!

三国志知ってる人は知らない人より数倍楽しい

  • 投稿者: 落境   [2019年 11月 03日 21時 33分]
昨今、読み進めると登場キャラが多すぎて「誰だよ!そんな昔に出たキャラ覚えてねーよ!」って作品が多々有りますが
この作品は三国志と言うバックボーンが有り三国志を知ってる人は「その人をそんな風に書くか!その出来事をそんな風に表現するんだ」とかなり楽しめます

なんかかっこいいちょい悪オヤジ風何進 常識人な董卓 可愛い司馬懿と色々三国志作品を齧った人なら?となるけど主人公の行動がそれを納得させるものに変えてくれてると思います

一読の価値有りです

後漢末期の泥沼な宮廷を掘り下げた意欲作

  • 投稿者: mujina   [2019年 11月 02日 14時 09分 ()]
第一部は転生主人公が何進に仕えていたらというイフでスタートする物語。

 三国志演義では無能と断じられている何進だけど、史実ベースでは意外なほど優秀だった。
 その何進の業績がほとんど盛られることもなく物語が進行しているため、宦官の害悪さ。清流派の身勝手さ。濁流派がなぜ必要とされたかなどの後漢末期の宮廷の行き詰まった空気感が伝わってくるところが特に素晴らしい。

目付きの悪そうな主人公をお望みなら

  • 投稿者: woki   [2019年 10月 29日 16時 08分]
後漢の黄昏に著しく人相の悪そうな主人公(李儒)が身の安寧を謀って、綺羅星の如し英雄達を舐り尽くす物語がお好きなら是非一読下さい。

三国時代鼎立までの出来事を顔色の悪そうな作者の考察とともに三国志の新たなる一面が見えてくるかも。と言うかそもそも三国時代まで行くかどうかも分かりませんが(レビュー時点)。

少しクレクレがハゲしい作者の思惑に乗ってポイントぽちぽちすれば舞台裏からの三国志に誘ってくれるでしょう。

考察好きにはおすすめ、無理のない事務職系三国志。無双、内政チート、恋愛要素に疲れた方におすすめの作品です┌(┌^o^)┐

  • 投稿者: yeats   [2019年 10月 13日 04時 04分]
中国の後漢時代の政争の舞台裏等についてを、独自の考察を元に描いた作品です。

荒唐無稽な要素がほぼないため、ファンタジーな三国志に嫌気が差している方には是非読んでほしいです。

基本は裏方(政略の助言や差配、実務)仕事がメインで、戦闘描写のほとんどない戦記物。主人公はいわゆる未来知識がありますが、基本は保身にしか使いません。
地味でも命懸け。仕事漬けで夢のない毎日。そんな彼らのハートフルな殺伐日常絵巻。


おまけ 15秒CMバージョン
ヒロイン(作者公認)と共に、後漢時代を生き抜こう。
ヤンチャな上司、武骨な軍人、クールな同僚、知的な年下。あなたは、誰と共にこの時代を生き抜きますか?

むせる!三国志(仮・作者提案)
2035年9月4日 配信希望
作者コメントや行間から漂う┌(┌^o^)┐ホモォ…を見逃すな

※分かる人には分かる程度のカホリなので、苦手な方にもご安心して服用できます。
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