イチオシレビュー一覧
▽レビューを書くこの作品は氷の精霊と春の精霊との何気ないやり取りから始まる。
二人は少しずつ心を通わせていく。
ところがある時期を境に二人は疎遠になる。
春の精霊はそれでも氷の精霊を心配して会おうとするも……。
後に氷の精霊は魔王と呼ばれて恐れられるようになっていた。
この物語はタイトル通り、哀しくも切ない。
春の精霊の心の優しさや魔王の悲哀がよく描かれている。
ご一読いただきたい。
二人は少しずつ心を通わせていく。
ところがある時期を境に二人は疎遠になる。
春の精霊はそれでも氷の精霊を心配して会おうとするも……。
後に氷の精霊は魔王と呼ばれて恐れられるようになっていた。
この物語はタイトル通り、哀しくも切ない。
春の精霊の心の優しさや魔王の悲哀がよく描かれている。
ご一読いただきたい。
春の精霊が氷の世界に触れると、氷は溶ける。
氷の精霊が春の世界に触れると、全てが凍りつく。
そんな二人の精霊は、出会った瞬間に恋に落ちてしまいます。
互いに触れられない運命。
触った瞬間に消えてしまう、互いへの贈り物。
それでも二人は、相手の喜ぶ顔が少しでも見られるならと、毎日プレゼントを持っていくのです。
それだけで、もう胸苦しい!
決して……決して交わることのない二人だと、わかっているからこそ。
幸せなはずの描写でさえ、心が抉られそうになるのです!
なんて残酷な設定を考える作者さまなのでしょうか(大絶賛)。
これはメリバ好きにはたまらない物語です!
しかし童話調の物語で神話のようにまとめられているため、メリバ好きでなくともすんなりと受け入れられる物語になっているのです。この手腕たるや……!
春の精霊と氷の精霊が最後にどうなるのか……
どうか、その目で見届けてあげてください。
氷の精霊が春の世界に触れると、全てが凍りつく。
そんな二人の精霊は、出会った瞬間に恋に落ちてしまいます。
互いに触れられない運命。
触った瞬間に消えてしまう、互いへの贈り物。
それでも二人は、相手の喜ぶ顔が少しでも見られるならと、毎日プレゼントを持っていくのです。
それだけで、もう胸苦しい!
決して……決して交わることのない二人だと、わかっているからこそ。
幸せなはずの描写でさえ、心が抉られそうになるのです!
なんて残酷な設定を考える作者さまなのでしょうか(大絶賛)。
これはメリバ好きにはたまらない物語です!
しかし童話調の物語で神話のようにまとめられているため、メリバ好きでなくともすんなりと受け入れられる物語になっているのです。この手腕たるや……!
春の精霊と氷の精霊が最後にどうなるのか……
どうか、その目で見届けてあげてください。
家紋武範様の「短編企画」及び銘尾友朗様の「冬の煌めき企画」参加作品です。
3697字の童話。第三者視点のですます調でとても読みやすいです。
また、同じ作者様の「小春の小庭」https://ncode.syosetu.com/n8049fo/という作品のスピンオフですが、独立性は極めて高く、安心して単体で読めます。
物語に登場する氷の精霊と春の精霊。相反する性質を持つが故に惹かれ合いながらも、触れ合うことは出来ません。
でも、二人はお互いを思い合ってます。
だけど、春の精霊には他の精霊たちは触れることが出来るのです。
そのことで氷の精霊は心に傷を負ってしまい、心を閉ざし……
ここから先は実際に読んでお確かめください。
とても哀しい物語です。だけど、ラストは明日への希望を見出しています。
ぜひあなたもご一読ください。
3697字の童話。第三者視点のですます調でとても読みやすいです。
また、同じ作者様の「小春の小庭」https://ncode.syosetu.com/n8049fo/という作品のスピンオフですが、独立性は極めて高く、安心して単体で読めます。
物語に登場する氷の精霊と春の精霊。相反する性質を持つが故に惹かれ合いながらも、触れ合うことは出来ません。
でも、二人はお互いを思い合ってます。
だけど、春の精霊には他の精霊たちは触れることが出来るのです。
そのことで氷の精霊は心に傷を負ってしまい、心を閉ざし……
ここから先は実際に読んでお確かめください。
とても哀しい物語です。だけど、ラストは明日への希望を見出しています。
ぜひあなたもご一読ください。
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