イチオシレビュー一覧

今まで読んだことがないくらい、リアリティのある表現で作品に惹き込まれていきます。
まるで自分がその場にいるかのような臨場感を味わえますし、主人公とともに不思議な出来事にであう感覚は読んでいてとても楽しいです！
小説を読みたいという方にヒーロウ・イン！を強くお勧めします！！
登場人物の個性も文字から読み取れるほど繊細で、モヤモヤすることなく読み進められます！

よく考えられた設定に惹き付けられました！

特に、繊細で特徴的な表現方法。文章力と表現力が高く、まるでコミックを読んでいるかのような、それでいてしっかりとした根太の小説を読んだ様な読後感を得ることが出来ます。

文章の脳内イメージ補完、余裕だと思います。

皆さんもこの作品を読んで、先生の世界観に飛び込んでみませんか？

今作は心身の不良により落ち込みがちだった主人公が、ある出会いをきっかけに変わっていく物語である。
分かりやすく読みやすい文章と疾走感のあるテンポで、1度読み始めると止まらない面白さがある。
非日常的な設定ではあるが、読んでいると誰にでも変わるきっかけはあるのだと勇気づけられる。
シーンによって文章の雰囲気を変えていくのは、さすがと唸るところ。
閉塞した時代に感じるからこそ、今こそヒーロー物が輝くのではないだろうか。

すらすらと読めてしまう文間隔と文字数。
そして『ヒーロー』という題材。
ヒーロー、変身、成り上がり…これが揃ってて面白くないわけないでしょ！最高に楽しめる作品です！！

文自体もわかりやすく、そしていい意味でわかりにくくて良い！！！
不思議に疑問を抱いてしまうような感覚を消さないようにしているところに技量の高さを感じます！

読ませていただきました！
初期から掛け声や伏線、彼らの謎など仕掛けておられ、これはまさか？！と考察しながら読ませていただきました。全てを積み上げた上での、最終決戦は見ものでした。
また、スピード感、爽快感も伝わってきて楽しく読むことができました。
ヒーロー物だからと謙遜せずに、恋愛も楽しめますしトワカちゃんとのもどかしい感じもとてもよかったので、燃える展開含めて、是非ご一読ください。

社会からこぼれ落ちた者が再び立ち上がる物語。

精神的不調から生活保護を受ける主人公は、ある日謎の人物が不良を一掃する姿を見て再起を決意します。
曰く、「俺の人生は！　変わる！」

無数の価値観が入り乱れ、もう普遍的な正義などどこにも見当たらない、だとすれば経済的合理性、すなわち個人の利益を追求することしか指針がないじゃないかというような世界でも、何か『善い者』でありたいと願い、立ち上がり、駆け出して戦おうとする人、そのような人のことをヒーローと呼ぶのだと、この作品は背中を押してくれます。

疾走感あふれる文章が作り物の世界を貫いて、きっとあなたの胸にも刺さるはず。

➀難しい漢字がないのでめっちゃ読みやすい。
②戦闘描写と心理描写の織り交ぜ方が綺麗で、話数は短いけど作品の密度が濃いから、速く読んでもゆっくり読んでも楽しめる。
③キャラクターの個性が際立ってました。
ヒーローに憧れる主人公とそんな主人公を守るために戦うヒロイン。そして、主人公に好意を抱いている褐色ヒロインとミステリアスな師匠役。日常パート、戦闘パート、ギャグパート、稽古パートのすべてにヒーローが出てきます。主人公の掛け声も何故あの掛け声だったのかっていうのもロマンというかなんというか、運命を感じずにいられませんでした。
いつかアニメで見れたら...そんな作品でした。

ウェブ小説はこうであれ、と思いました。
疾走感のある文章ですが置いてきぼりになることもなく、一話あたりサクサクと読めますが目が滑るような安っぽい印象もない。見たことのない展開でも地に足付いている感覚があり、作家歴の長さを伺わせます。
ヒーローものということですが怪異の描写がややジャパニーズ的で、独特な味わいを出しています。そして主人公がヒーローっぽくないのにヒーローをしているギャップも魅力です。
一話ごとの起伏も押さえており、ウェブ小説ならではの持ち味を活かした作品だと思いました。

1つの出来事から熱意を見出して、その勢いでどん底から這い上がるのは良いですね

ヒーローとは心の持ちようだからこその良いタイトルだと思います

その上で普段の和やかなパートと、いざバトルになったときの変化の温度差が日常と非日常、一般人とヒーローの世界を渡り歩くキャラクターたちという構図が、彼らの織りなす世界観を強く表現していると思いました。

まず、ヒーロウ活動を行う二人について。社会は嘲笑うかもしれませんが、実に二人の行動は、行動原理の忠義に沿っていてすがすがしく感じます。そして、セックの存在。謎めいてはいますが、徐々にその全貌が明らかになってきます。今後、楽しみです。そして直也、そして、トワカ、フライヤの三角関係について。楽しみすぎます！流石、『“パンチ”ラ“ブコメ”』だけあって、恋愛面も気になるし、ちょいエロを連想させる展開もグーです。

セックの細胞が関わると、敵味方関係無く強化されるというところも面白いです。

そして、セックが味方でも敵でも無い、と自ら断言した訳もわかって来てスッキリしました。セックの“存在理由”が、フライヤやトワカの“存在理由”にもつながって、はてや直也の“存在理由”にも行き着きそうで、つづき、とても楽しみです！未読のみなさんは是非ご一読を。