イチオシレビュー一覧

なろうテンプレに飽きたなら太陽系外惑星で巨獣と遊ぼう！
巨大生物のインフレは最終的に天元突破の核爆発！空の彼方まで突き抜けます！
ハリウッド映画のようなスケール感と圧倒的な考察と設定の数々に脱帽！手に汗握るアクションにピンチに次ぐピンチ！人生全てを掛けた新惑星入植の行方やいかに！これを読んでない貴方は人生損してます！

とある微生物のせいで地球での活動圏が殆どなくなってしまった人類。
彼らは新たなる生存圏を目指し、地球の環境に限りなく近い宇宙のとある星をみつけて移住をし、調査を開始する。

その星に生息する生物たちは地球とは全く別の進化を遂げていた。
そこに暮らすは異常なほど成長した超巨大生物たち。

超巨大生物の暮らす惑星あさぎりは人類にとってこの安住の地となるか、それともーーー。


この作品の最大の魅力は超巨大生物が繁栄する惑星を探検するというところ！
姿を想像するだけでも楽しいのに、そこにいろいろな生態系を含めた考察とかがされていて、読んでいるのにまるで映像で見ているかのような世界が頭の中で繰り広げられます！
調査によって最初は理解不能だった超巨大生物たちがどのようにして生まれたのかなどの推測とかも出てきたりして、未知との遭遇にドキドキしながら読めること間違いなしです！

　地球外から齎された微生物によって環境の激変した地球。そこはもはや従来の地球生物が住める土地ではなく、人類は新たな新天地を必要としていた。
　その候補として有望視される惑星あさぎり。しかしそこは、想像を絶する超巨大生物たちと、そこに共生する危険で多彩な生き物の住まう危険な惑星だった……！
　消息を絶った先遣隊の調査船、調査隊にひとり紛れ込んだ異形の新人類など波乱の展開もありそうですが、この作品の第一の魅力は惑星あさぎりの生態系描写でしょう。怪獣映画に出てきそうな生き物から、動く森のような生物、それを捕食する岩山生物……。
　多彩な生き物が描写され、互いに食い合い、時には人類をもその餌食にしようと襲い掛かります。はたして調査隊は生き残れるのか？そして、この惑星に定住するすべを見出すことが出来るのか。人類の未来を賭けたSF大作です。

人類によって環境危機に瀕した地球。
衰退し滅びを待つ旧人類の選抜メンバー、不気味な姿の新人類、危険な香りのする強硬派。
一癖も二癖もあるメンバーが向かうのは巨大生物が数多潜む未知の惑星。
ここまで魅力的なテーマが散りばめられれば、ＳＦ好きならば読まずにはいられないでしょう。
しかも、巨大生物の住む惑星の探索がテーマということで、ＵＭＡなどが好きな人にとっても魅力的です。
軌道上で破壊された宇宙船の伏線など、ワクワクする要素には付きません。
興味ある方はぜひご覧になってください。