イチオシレビュー一覧

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お疲れ様でした。

  • 投稿者: たかぽん   [2020年 07月 01日 20時 48分]
最終話を読んでるうちに「あれ?これ最終話じゃね?」ってなりながら読んでて本当に最終話でビックリしました。とても面白く更新スピードも早いので毎日を楽しみに待ってました。1日の楽しみの1つが今日で終わると思ったら寂しく感じます。こちらこそ今までありがとうございました。アフターストーリーを楽しみに待ってます!

弓×ソロプレイ×一人称小説

作中での会話シーンが少ないけど読みやすい。ソロプレイと一人称での語りが絶妙に噛み合っています。
相方のガー坊も喋らないので、本当に山に猟犬連れて狩りに行くおじさんみたいになっています。

最新のゲームは知らないのですが、RPGの弓って強いイメージがないですよね。そこを上手に取り扱った作品です。
超アウトレンジからの射撃はありだけど、同じアーチャーでもおじ様には、ゲートオブバビロンみたいな戦い方はして欲しくないな(笑)

弓矢が好きなら読んでみたら楽しいかもしれない

おじさんが弓に目覚めて、ゲーム世界で無双する、
その様にときめいてしまったら、
おそらくこの作品を読むのに十分な理由になる。

で、弓の立ち位置ってゲームだと低く見積もられる、
そういうことが多いので、不遇になりがちだったり、
コマンドターン式の戦いやRPGだと弓自体が、
若干命中修正されてるだけの武器ってところだけど、
じゃあ最近のゲームの発展を考えたらどうだろう?
そう、3Dの世界なら弓は無限の可能性を占めてる、
さらに五感をフルダイブさせることが出来たら、
倍々の弓補正を楽しめるだろう、
さあ、君も弓を極めよう!

おじさん愛を感じる作品

  • 投稿者: リリー   [2019年 12月 21日 10時 49分]
目立たぬように、はしゃがぬようになんてことを是とするにはこのおじさんは若すぎる。だが、やはりどこかで全力ではしゃげない感じ。

そんなおじさんが愛おしく感じる。
ゲームの中。
リアルで知る人もいない。
それでも、どこかで自制しつつも楽しむおじさんに惹かれないわけが無いのだ。

おじさんと言われる年齢にもなると、心と身体のズレは顕著になる。そんな中でできることを前向きに楽しむおじさんの姿に少し勇気すらもらえる気がします。

おじさんは極振りに活路を見出す

  • 投稿者: 塩豆大福   [2019年 11月 22日 04時 04分]
ティーンとミドルとシニアがフルダイブVRゲームを同時期にはじめたとして、果たして同じだけの動きが出来るのだろうかと思っていました
モーション補正がかかるにしろ、若くてイキのいいプレイヤーに勝るもの無しになるのではないかと
この作品はきらめく若さもなく何かの武術の達人でもない、反射神経は衰え足はもつれ気合いが空回りし前衛で武器を空振りしまくる、そんな微妙なお年頃(有り体に言うと中年)が主人公のお話です
ミドルエイジの方、運動神経・反射神経がゆるふわな人にじんわりと刺さります

弓おじさんの射程極振りプレイを応援したくなる

 主人公キュージィは、仕事を早期退職後、発売されたばかりのVRMMOをやり始める。

 男のロマン、前衛職は衰えた反射神経では満足に動けず、後衛職の射手となり、弓を手にする。
 常人がなかなか矢を的に命中させられない弓に、才能を発揮するキュージィ。驚異的な命中精度で次々に敵を倒していく。

 そして、キュージィは気がついてしまう。遠距離から一方的に攻撃するスナイパースタイルの可能性に。


 キュージィが、弓使いのスナイパースタイルを極めていく姿が、スキルの獲得として一つ一つ丁寧に描かれていくこちらの作品。その過程がどれも面白い。
 また反射神経が衰えているぐらいのキュージィのお年頃の描写がうまく噛み合っていて楽しく読めます。

 
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