イチオシレビュー一覧

▽レビューを書く

夏を待っていました

まだ幼い主人公の視点を通して描かれる、ある夏の日の出来事。
それは幼さゆえに純粋で、大人からみた夏の情景よりも濃密に、光と影を映し出します。
大人では見落としてしまうもの。見て見ぬふりをしてしまうもの。
少年の目に映った真夏の太陽光線は、それらをくっきりと浮かび上がらせます。
レビュータイトルにピンときた人へ特に薦めたい傑作短編。
↑ページトップへ