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社畜とはなんぞや

社畜とは、望ましくない非論理的で非効率な環境や方法であるにもかかわらず、それを至上の命題として遵守し、己の尊厳、本心、未来を捨て去ってでも結果を出すことを強制され、たとえ結果を出したとしてもそれ以上を求められ続ける、まさに企業にとっての奴隷のことを指す、というのは言いすぎだろうか?
その社畜が社畜である環境から離れ、そもそもあった勤労意欲と効率化の精神を駆使して自らの環境を再構築した場合どうなるか?
というのがこの小説のテーマの一つであると考える。
その答えは明白である。
社畜は自らを社畜と化し、またその堕ちきった自己評価は自己否定などの言葉では言い表すことすらできない呪いとして現出し、またその呪いは現実的な状況把握能力を侵食し呪詛を吐き散らかすことだろう。
そんな極まった社畜は世界を変えることができるのか?
今後とも楽しみな小説である。

ユーリ君頑張れ!エナドリはいつかきっと。

  • 投稿者: プッチ   [2019年 11月 27日 19時 21分 ()]
主人公はローレル村のユーリ君。
前世で超絶ブラック会社で働いてたらしい。
意識が目覚めた時そこは廃都東京だった。国名は神国アマチカ。
たった6歳での初エンカウントエネミーは自衛隊ゾンビや殺人ドローン、ファンタジーが現代兵器で武装してる強力モブ。
無理だろ。詰んでじゃないの?そこから一歩ずつ成り上がる。いや成り上がるはず。
内政あり、錬金あり、ヒロイン?うーん。
エナドリが友のブラック気質少年がハードモードの転生先で路を切り開いてゆく物語。
作者様は他にも書籍化していてとっても読みやすいです。とっても面白いです。是非みんなにも読んで頂きたい作品です。
ユーリ君が、いつかエナドリ飲めれば良いですね!
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