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冬景色に妖精たちを添えて

  • 投稿者: 三羽高明   [2021年 07月 10日 10時 52分]
この作品は、子どもの目線に立って描かれた童話です。

主人公が体験しているのは、ある冬の日の出来事。特別でも何でもない日なのですが、子どもにとっては、そんな日常にもワクワクするようなものがたくさん詰まっているようで、主人公は氷の女王や雪ん子に思いを馳せています。

視点を変えれば、どんな状況でもたちまちファンタジーになってしまうということがよく分かる、夢のある作品。主人公の可愛らしい物の見方や考え方に注目です。
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