イチオシレビュー一覧

▽レビューを書く

読んで後悔しない作品

日本転移系にありがちな「敵の人命がー」みたいなくどいやりとりが早々になくなって慈悲も遠慮も容赦もない総力戦になるのがいい。

文章の質はとても高く、昨今のなろうにありがちな「バババババッ!!」や「ピコーン!ピコーン!」みたいな擬音しかない戦闘描写擬きではなく、擬音がなくしっかりと描写されている。

さらにしっかりと情報を調べていることがわかり、分かる人には分かる小ネタを定期的に投下してくれる。

最後に一つ。
後書きに次回の更新予定日が書いてあって、とてもありがたい。

WEB小説でのこのジャンルは珍しい

  • 投稿者: ZERO 零   [2020年 07月 07日 07時 27分]
私はよく書籍で現代日本が第二次世界大戦時代に転移する系統の小説は沢山読んでいますが、いよいよWEB小説でも出たか!と興奮しました。

しかも、自衛隊を増強するという案は他の小説でも見た事がない為、とても新鮮に読めました。

まぁ、左翼ヤバそうとは思いましたが面白いです!

次話が気になる良い作品だと思いました。

ですが、少し残念な所がありましたね……。

自衛隊増強し過ぎやで……。(人による)

現代日本の欠点は物資不足。これを無くしてしまったらねぇ……増強するのは良いのですが増強し過ぎですね……まぁ、私的にはね。

いい作品だったよん!!!!!

日常は鉄と血で出来ている

  • 投稿者: ポンchaka   [2020年 05月 25日 22時 02分]
 一昔前、バトルロワイヤル形式の小説が流行ったことがあります。
日常からいきなり殺し合いの中に放り込まれ、その中で生き残るために昨日の友人を殺していく。
 この作品では、令和日本国がまるごと世界大戦というバトルロワイヤルの中に放り込まれます。かつて自分たちを育ててきた価値観をもたらしたものたちが、自分たちを皆殺しにせんと迫ってくる。
 殺すより殺される、などという贅沢は許されません。
 令和の日本人が頼りとするのは何か?
80年間蓄積された科学技術か、
未来予知ともいうべきことができる未来の歴史か、
あるいは別のものか。
どこを向いても敵ばかり。さあ、日常に帰ろう令和日本。

良質のSF作品、懐かしい感じもする

  • 投稿者: かっぱ2000   [2020年 05月 09日 13時 44分]
国が丸ごと2000年代から1945年に転移。文中にもある豊田有恒の小説のようだけど、しっかりと時代の流れを消化して新しいSF小説にしている。タイムスリップものは下手に論理づけたりすると白けるというか、科学的に証明できないものを無理やり説明することになるからわけわかんなくなる。そこは避けて通るのが利口だよね、娯楽作品なら。
過去の日本人や外国人指導者は実名というか、実在した人たちなのに現代の日本の政治家は全部架空の人物なのがなんともなさけないというか、今の日本だなというか。だってねえ・・・。
↑ページトップへ