イチオシレビュー一覧

何時の時代でもどこの場所ででも物語の中でさえも自分の考える「道理」を押し通すことは難しい。それは法律であったり権力であったりお金であったり人間関係であったり様々なものに起因するけども、それを押し通せるだけの武力をもって気の合う人と一緒にいればこうなるよなっていう感じがすんなり受け入れられます。

ストーリーの成分的にも恋愛少な目、燃える戦いが多め、かといってヒロインふたりが強すぎながらも魅力的で華があり、また主人公には武はないものの知と魔法の役割を与えて丁度良い具合に仕上がっている感じがします。

このような物語を書ける書き手は少ないと思うので、永遠に終わって欲しくないと感じてしまいます。

　さて、タイトルのダジャレを思いついてしまいレビューを書く気になってみたのだが
この文字列自体はググってみたら当然先に思いついてる方々はいっぱいいるようだ

　この作品のキャラクターもストーリーも
ダジャレ一つにまとめるほどの単純バカでも浅いものでもないのだけれども
それでもなおかつ、このレビュータイトルに日本一ふさわしいのは本作品であるかなと愚考する次第である

　腕に覚えのある超美少女二人とそれをまとめる一見普通の少年の一行が
武力権力の理不尽がまかり通る異世界で
それに文字通り『刃向かい』、文字通り『斬り開いて』いく痛快ストーリーをご覧あれ

この作品の主人公を選ぶのが非常に難しくなるぐらい各キャラクターが生き生きとしている物語です。

が、特に推すなら一人の男をあげます。

彼は野望を持って行動し着々とその勢力を拡大しています。

一度は貴族位を落とされているようですが、
努力と知識と人脈と、さらには異世界から来た剣豪達（？）と、
よくわからん男の行動にもより、
天運が味方したかのような機に恵まれ驀進していきます。

途上で軍略に才をもつ敵までも味方になり、
今後どのような形に持っていくのか、興味はつきません。

各キャラの行動・思考・会話等々も面白く、
また地の文もわかりやすく読みやすいため、
毎週の更新を楽しみにしています。
皆様にもぜひ読んでいただきたい作品です。

（122.ギュルディの王国、時点です）

なろうのチート戦記物を読んだことがある人は、誰でも一度は思ったことがあると思う。
「そんなに強いなら、いちいち軍を率いたりしないで、もう自分だけで突っ込めよ。」と。
それをやったらお話しにならないのは分かっていても、どうしても引っ掛かる事が多かった。

この作者さんは、大真面目にこれをやる。
その上で、戦術的にも心情的にも効率的にも深く深く掘り下げて「そんなバカな」を「もしかしたらそうかも」に振り切って納得させてくれる稀有な作品。

私にとっては、最高の作品です。
超面白いからぜひ読んで。

この作品をざっくりと説明すると

とある事情からえげつないほど鍛えていた美少女女子高生2人が異世界に転移してバグった身体能力を手にしてしまい、気に食わないものをみたら反発し、暴れまくる、そんな2人.......をサポートして常に頭を抱える一緒に転移してしまった男子高校生のお話！

主人公は身体能力が急激に向上したり、転移前から異常なほど鍛えていたりなどもない平凡な少年です。
ただ、家庭の都合で同年代の子供より視野が広かったりします。


基本的には雑兵相手に無双したり、同格との戦いで命懸けの殺し合いをしたりなど戦闘増し増しの作品となっております！
とにかくヒロインたちが物理無双するのが読んでいて楽しいのでオススメです　笑

ただ、一見してハーレムっぽい感じがしますが恋愛要素はほぼないです！

是非一度読んでみてください！

久しぶりに無双系女騎士を読もうと思ったらとっくに新作が。
ここまでまとめ読みできたのは最高だったけどなんでもっと早く確認してなかったのか。。。

以前から思っていたが、人物がいいし、ストーリーにも無理がなく非常に読みやすい上に面白い。
キャラクター構成が若干以前の作品と似通っている部分もあるが、そんなことは全く関係なく楽しく読める作品だと思う。

更新頻度がそれほど早くないのが残念ではあるが、一話あたりのボリュームがあるのでそれを支えに更新を待ちたい。

さて、次の更新まで無双系女騎士を読み返してくるとするか....

毎更新楽しみにしている作品。　　もっとブックマークされてても良いと思うのになかなか広まらない…だから広めたい！　　　　　　　　　　　　　
この作品は物語りを面白くするためにキャラをいじってるんじゃなくてキャラが動くから物語りが面白くなってる。最近は前者のような作品が多くなったと感じるコトが多いがこの作品は作者さんの中でちゃんとキャラが生きてるのだと感じる。そしてキャラが動くからそれを補強するために地の文ができているのだと思う。
是非、一度読んでみてほしい。ステータスだとかハーレムなどのわかりやすい面白さではなく物語りを読む本当の面白さがこの作品にはある！

先ずは一人目！
不知火凪！　金髪ハーフの超絶美少女だがご厄介！ムカつく奴は誰であろうとスプラッタァ！　血と白刃が似合うバーサーカーとはコイツの事だッ！　例え相手が王様だろうがなんだろうがムカつけば笑顔で噛みついてくる正真正銘の血に飢えた狂犬だ！

そして二人目！
柊秋穂！　(見た目は)正統派の黒髪美少女で大和撫子と言わんばかりの外見だがァ、まず一旦深呼吸だ！　好きな物は強者との死闘！　花より血！　その拳は鉄板すら容易にぶち破る！

最後の三人目！
我らが主人公の楠木涼太！　その平々凡々な容姿に騙されるんじゃねぇ！　コイツはイカレたヒロイン(物理)共を巧みに調教する飼い主サマだ！　前述した二人の暴走を完璧に制御する！(制御するとは言ってない)　あの謎めいた魔術ってのを扱う魔術師らしく、手の内に何を隠してるのかわかったモンじゃねぇクセ者だ！

以上だ。ぜひ参考にしてくれよな！

　これは何でか異世界転移した現代人が、ちょっとした能力強化を戦闘方面へと余すことなく発揮してしまった無双系小説である。

　見所は魔法のような不思議パワーで薙ぎ払うものではなく、正しく物理的な武器と技術と身体能力のごり押しによる虐殺劇。一撃必殺、剣戟惨殺、鮮血上等である。

　頭のおかしい環境で育ち「現代社会によく適応できてたなコイツら」と思えるような人食い虎の皮を隠した美少女二人が、異世界に来てしまったことでヒャッハーしてしまうという物語だ。正気と狂気は紙一重、安全装置なんてなかった。

　仲間に少年も一人いるが、こっちは現状では頭脳労働担当。彼が無双の仲間入りを果たすかどうか、素質は十分にありそうなので今後の展開に期待したい。

　新しく現地の美人な女バーサーカーと意気投合し、ますます血気盛んに死山血河を作り上げ、死屍累々の地獄絵図を積み重ねていくヒャッハーたちの明日はどっちだ！