イチオシレビュー一覧

▽レビューを書く

おい見てるか⁉︎ 中島 敦‼︎

  • 投稿者: 鯰屋   [2020年 01月 28日 19時 39分 ()]
拝啓、中島敦殿。貴台が浮世を後にしてからもうすぐ八十年が経とうとしています。年号は令和へと移ろい、あなたの思想は時を超えて、確かに受け継がれています。

令和にて綴り改められたストロングゼロ山月記のストロングゼロは、李徴よろしく自ら(の肝臓)に自信を持ち、自らの才(飲みの席で一発芸をかます度胸)を殺しかねない職を離れて(公然猥褻の不始末の為)詩人として歩み始める。

しかし(妻子があるかは不明だが)経済的に困窮──紆余曲折の末、彼は発狂する。

中島さん。これは逸材ですよ。ストロングゼロが本当のところ、どの段階でストロングゼロ中毒となったかは不明。彼は一体何に酔い、何に溺れていたのか──
このクオリティに原著者である貴台も絶句するであろう。

信じられるか? これ単発の地雷企画かと思いきや第三弾なんですよ。死ぬほど笑えます。是非読んでみて。後悔はさせない。

勢い良し、 センス良し、ストロングゼロ良し!!

ストロングゼロ文学第3弾!

そう、驚くなかれ、第3弾なのである!!

日本文学の名作『山月記』に寄せて、愉快の中に教訓を潜ませた面白文学!

人はその獣の姿に何を思うのか?!

これで良いのか?
これで良いのだ!

何故ならストロングゼロなのだから!

この面白さは読めば分かる。
できればストロングゼロ片手に。

ストロングゼロ文学の魅力、是非楽しんで!!
↑ページトップへ