イチオシレビュー一覧

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未来予知を駆使して、現代日本でヒロインを救済する話。自分の中で一番好きな小説でした。

  • 投稿者: umi2357   [2021年 01月 07日 21時 38分]
ずっとこういう物語が読みたいと思っていたような物語でした。
なろうでは異世界ファンタジーがもてはやされていて、等身大の現代日本が出てくることはなく、そういった物語があるとしてもファンタジーになりすぎていたり特殊設定皆無だったり、そういった部分が多くて個人的にそんなに好きではありませんでした。

他人に触れた時だけ、その他人の未来を無限の時間の中でシミュレートできる。

そういったシンプルなルールのファンタジーがとてもよかったです。それ以外の部分はリアリティを持って進められていき、ヒロインとの触れ合いも自然で、可愛くて、楽しかったです。
古き良きギャルゲーという感じでした。もちろんこのシンプルなルールのおかげで個人的にはどんなギャルゲーよりも好きでした。

全てがリアルで、女の子同士のからみが良くて、そこそこ雰囲気も良い。
うまい小説は他にもありますが、個人的になろうで一番好きな小説でした。

有りそうで無かった、最高の青春ラブコメ!

  • 投稿者: 雨宮妃里   [2020年 12月 18日 04時 59分]
他人と触れることで未来が見えてしまう力を手にいれた土路君。だけど、いわゆる「予知能力」ではなく、悪魔にシミュレーションとしてもらうだけ。しかも、意地悪。肝心なところはあやふやなまま。

「ちょ、待てよ!」

そう言いたくなってしまいますね…(笑)。

見所は、個性豊かな小悪魔たちの登場。邪悪な志士坂、ぶりっ子が鼻につく黒金、エリート気取りの案山などなど。

彼女たちのせいで、厚木さんが命を絶つ――。

そんな未来を回避するために頑張る土路君ですが、事件が解決するたびに「文芸部」も少しずつ、賑やかになっていきます。倒した敵を仲間にしていく…という展開、私は好きですね(*´▽`*)

あとは、愛すべきバカの富石君。
いつか報われてほしいな。
志士坂さんに惚れる気持ちは
分かります。私自身、志士坂さん
推しですから……(第2章以降)。
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