イチオシレビュー一覧

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少しだけビビりな少年が、大人の恋をする瞬間の青春物語

少年は雷が苦手な子だった。そんな少年が雨降る時に出会ったのが、同校の女子生徒である。

彼女は雨に塗られ、安定の下着透け透け状態。それは少年にとっては少しだけ試練とも言えた。けれど紳士な彼はタオルを渡し、彼女を助ける。

その後は彼女の言葉にトキメキ、夏の恋の始まりとなった──

二人を繋ぐのは一曲。この曲か彼と彼女の共通の話題を作る。


どこか青春めいた一夏の思い出。
そこに至るまでの理由もしっかりと書かれているので、青春を楽しみたい方にはお薦めです。
ほんの少ししか物語はないけれど、それでも新しい恋が詰まった短編でした。
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