イチオシレビュー一覧

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時の流れがこそばゆくも心地よい歴を刻む改変物

  • 投稿者: 悠秋   [2024年 05月 21日 23時 11分]
時代が一つ進むたびに出会い別れがありそれに郷愁を感じさせられ、なにか温かい気持ちにさせられます
また、内容はトンデモ歴史改変なものの、逆にそのゆるさがクセになってたまらなく感じられました
ゆるっとした心持ちで読めるので程よく文を読み進められます
私の語彙が追いつかず言葉足らずになってしまいますが、他でもあまり類を見ない作品だと感じられました
願わくば他の方も仰られるように番外編と本編の時系列が整えばいいのになあとは思います

その時、歴史は動かなかったw

日本史を学んでくる中で、あの時ああしていれば、あの悲劇は避けられたのに……とか、あの場面で別の対応をしていれば……と思うような歴史のターニングポイントは多々ある。

この物語は、戦国時代の三河に何故か稲荷神として転生してしまった女子高生が、徳川家康や織田信長や武田信玄と一緒に江戸幕府を立ち上げ、日本の最高権力者として江戸時代、明治、大正、昭和、平成までの400年間の日本の舵取りをしつつ、日本という国が直面した様々な苦難を軽やかに乗り切っていく痛感な大河ドラマである。

品川のアパートで暮らすロン毛とパンチなセイントなお兄さん達が登場したりとか、思わずクスリとしてしまうメタなネタや史実ネタ満載で、でも作者の日本愛に溢れたなかなかの傑作でした。

本編と番外編をまとめて時系列を一つにしてくれるとさらに良かったです。

稲荷神様(偽)の歴史改変物

  • 投稿者: ウニ軍艦   [2021年 01月 28日 22時 47分 ()]
狐火と怪力を持つ狐っ娘幼女に転生した主人公が、平穏かつ快適な暮らしを目指しながら稲荷神としてワッショイワッショイされます。

最初は村の発展を手助けしていきますが、信仰する人々が増えることで規模がえらいことになります。

ストーリーはゆるゆるな雰囲気であり、主人公の歴史知識も程良くゆるゆるなので、読者が置いていかれる心配はありません。

主人公の前世は女子高生なので、TS物が苦手な方でも、また、男性でも女性でも楽しめるかと思います。

幼女御狐様の日本救済物語

  • 投稿者: 白ピンク   [2020年 05月 28日 23時 58分]
現代日本の女子校生が、戦国時代に狐の耳と尻尾を携えた幼女の姿でタイムスリップするお話です

ガッツリとした歴史モノではなく、ゆるめでやさしいせかいな戦国時代で稲荷神扱いされた主人公がノリと勢いでスローライフを目指していく。というサクサク読める良作

うろ覚えでも現代知識を持ち、神様スペックなぼでーの「実在する女神」
そしてソレに日本の誇る「OTAKU文化」が化学反応した時。日本と世界にどんな愉快な事が起こるのか

神様転生や異世界チート。歴史改変に狐っ娘が好きなら是非ともオススメな小説です
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