イチオシレビュー一覧

おすすめポイント
１、ビジュアル表現が分かりやすい。さらに面白い
２、主人公に男女の恋愛要素がない（百合？はあるかも）
３、話の雰囲気が章ごとに切り替わり、新鮮な味を楽しめる
４、主人公の性格がいい（サイコパスでない、さばさばしてない）
５、主人公の幼少期をじっくり描写している、大人編でどうやって回収するのか楽しみ

　主人公エミーは転生者。不幸せな前世と神々からのポイ捨てコンボ後、余りもの女神からの救済兼パートナー契約を経て、第二の生で理不尽を跳ねのける強さを得る旅を開始する。なんともなろう。けど、なろうじゃない。悪食だから。

　死角強襲の蛇を掴んでは『おやつ』に、ギリシャ的神々の使いを死闘で『狩り殺し』、魔物暴走の中心個体を『殴り殺す』。野生児まっしぐら。

　一連の捕食活動は、エミー自身の理不尽な強さに、標的の魔力を取り込んで強くなる為、魔力不足でおなかがすく為と正当性をプラスして爽快なまでに描写される。地の文で、やつは肉になった、おいしかった、私のお肉、の食欲全開ワードが散見される度に、きっと口の端が上向く。

　また、空腹の極致『あなたのこと、お肉にしか見えない！』に秘められた悲哀とおかしみは必読。

　果たして竜すら怯ませる食欲が行きつくのはいかなる境地なのか。目が離せない。

権力や恋愛関係に縛られず、自由に生きる女主人公が魅力的です。
女主人公の恋愛や王子、婚約に飽き飽きしている人におすすめの作品です。
個人的に、「蜘蛛です○何か」「ゲームの国の異世界ア○ス」が好きな人はこの作品も楽しめると思います。

一般的に、女主人公は不自由です。権力者の元で生まれればどこかに嫁入りする必要があり、自由に生きれません。婚約破棄される作品でも必ず次の結婚先が用意されます。
女主人公の人生は、恋愛に縛られるのです。男主人公はハーレムを作りつつ冒険でき、独身の場合もあるのに…。

一方エミーは自由です。世俗の権力や面倒な倫理観には縛られません。目の前にモンスターがいれば殺して食べるし、盗賊を見かければうじうじ悩まず殺します。自分と親しい人としか仲良くしませんし、恐らくオマケ様がいるので恋愛も当分しないでしょう。

自由に生きる女主人公は素敵です、他の方にもぜひ読んでほしいです。

219話までの感想です。
物語の始まりはよくあるテンプレの一つ、「クラスまとめて転生」です。

ただ、その中で一人だけ「異物」が混じっていました。
それが主人公です。

主人公は転生前から不幸を全て背負い込むような生活を受けていました。

犯罪者の父を持ち、苦労の末に亡くなった母親
養父母からの虐待
クラスメイトによるハラスメント
ありとあらゆる艱難辛苦を受けた末の異世界転生




しかしながら異世界でもその魂は受け入れられませんでした。




しかし、そこで一つの存在が主人公を暖かく迎え入れるのです。



異世界転生した先も不幸の連続です。
父親からの虐待、母親からは見捨てられ、まるで犯罪者の如き状態で生まれ育ちます。

主人公はこの世界で自分の居場所を見つけることが出来るのか？

最初はかなりヘイトを溜める要素がありますが、そこを越えられればお勧めです。

クラス転移かと思ったら、神々の趣味の動画配信作成？のための犯行なんです。集められた魂は転生用に競りにかけられ、その後購入した神たちがチートを与えたりして転生させ面白いシナリオを演じさせる……らしいです。それを神々がお互いに鑑賞して楽しむみたいな？
つまり殺されて魂を売り飛ばされた人間はおもちゃ扱いです。
でも主人公の女の子はクラスの中ではカースト最下位みたいな存在で、競りでも買い手がつかず廃棄されてしまうんですが、それを救った存在があってそれが「オマケさん」この彼女が常に主人公の相談相手になってガイドしてくれるのが良いです。
設定も面白く、主人公や主人公に影響を受けた人物が神々のシナリオを壊して行くところが面白いです。
同時に主人公は黒目黒髪の忌み子で差別されるところが、よく考えて書いていると思いました。
こういう小説書いてみたいですが、私には絶対無理です。でも勉強になりました。　

この作品は凄く面白いですね！10話から見初めていたんですが、
凄く良いです！基本的には、ざまぁする事は無いんですが、
主人公が強くて可愛いです、が、周りはクズですね、いやもうクズと言うかゴミクズですね、主人公と主人公の理解者以外は、クズとゴミとクソしか居ません。けど理解者は、超善人です
現実にも滅多に居ないほどのお人好しですね