イチオシレビュー一覧

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透明感のある美しい作品

遠い昔、大災害が起きた世界を救うため、少女は自ら生贄になることを選ぶ。その結果世界は救われたが、彼女は人でも神でもない存在として、この世界を彷徨うこととなった。傲慢にもたった一人の身で世界を救おうとした罰として。
そんな彼女の呪いを解くため一人の男が立ち上がり奮闘していく。


まず目を奪われるのは地の文の描写が綺麗なことです。読んでいて思わずため息が出るほど美しい。人物の細やかな動きまで再現されていて、まるで映像を見ているような感覚になります。
少女と男のやり取りも絶妙に世界観にマッチしていて、よりこの作品を堪能できる要素になっています。

本当に綺麗な作品です。是非読んでみてください!
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