イチオシレビュー一覧
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女性主人公のエルヴィラが王太子アレキサンデルに婚約破棄されるところから物語は始まります。
その場面が学園の卒業パーティーなどではなく、アレキサンデルの国王就任パーティであることが本作の大きな特徴の一つ。
また、聖女と言っても祈りによって魔物の侵入を防いでいたということはなく、聖女の祈りによって聖女側が任意かつ自発的に神の加護を受けているという事もありません。
「~皇太子に溺愛されました」というタイトルから受ける印象と違って、一方的な保護・被保護ではなく、帝国皇太子ルードルフとエルヴィラはお互いに、そして周囲の人物と対話して成長していきます。
これが悪役側のアレキサンデル、大神官、(偽)聖女ナタリアがそれぞれに「話を聞かない」人物であることと対比しています。
最後に多くの脇役たちがこの物語に深みを与えています。登場人物のそれぞれを深く読み込む人にもおすすめです。
女性主人公のエルヴィラが王太子アレキサンデルに婚約破棄されるところから物語は始まります。
その場面が学園の卒業パーティーなどではなく、アレキサンデルの国王就任パーティであることが本作の大きな特徴の一つ。
また、聖女と言っても祈りによって魔物の侵入を防いでいたということはなく、聖女の祈りによって聖女側が任意かつ自発的に神の加護を受けているという事もありません。
「~皇太子に溺愛されました」というタイトルから受ける印象と違って、一方的な保護・被保護ではなく、帝国皇太子ルードルフとエルヴィラはお互いに、そして周囲の人物と対話して成長していきます。
これが悪役側のアレキサンデル、大神官、(偽)聖女ナタリアがそれぞれに「話を聞かない」人物であることと対比しています。
最後に多くの脇役たちがこの物語に深みを与えています。登場人物のそれぞれを深く読み込む人にもおすすめです。
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