イチオシレビュー一覧

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まずは選り好みせずに読んでみよう!

第一印象、ちょっと読み辛くつまんないような印象でした。

 思わずブラウザバックしようとしたのは数えるのが億劫に、なります。

 しかしだよ、しかし、こちらのヘルエンジェル、読み続けると目が放せなくなります。

 なぜって?

 それは……。
ナイショです。

 だけど無感情な人形が色を帯だしてきたらどう?

 絶対目が放せなくなるよね。
 
 導入はいまいちだけど、そのブローが改心の一撃になってきます!
 
 ぶっちゃけていえば、ツンデレ?
 途中まで読んだけど先が気になりますねぇ。
 あっはっは♪

地獄の中で生きる人々はもがく。美しいものを知ってしまったが故に

  • 投稿者: 葉霜雁景   [2023年 09月 15日 13時 26分 ()]
 凄惨な戦場、張り巡らされる陰謀が渦巻く地獄で、美しい暗殺者が動いていた。暗闇しか知らず、故にこそ欠け知らずの美しい暗殺人形が。
 帝国側の兵器にして、《死天使》の呼び名を持つ暗殺人形の少女・ナタリアは、ある時、共和国側にいる暗殺者、《死神》の呼び名を持つ青年・ライを始末すべく差し向けられ、実際に戦場でも会敵する。

 それが、欠落の始まり。

 様々な人の思いや夢が交錯し、大切な何かをそばに置いて――けれど、多くは壊れる。離れていく。失われていく。美しいものを見たいと願い、自分自身も削られ壊れていきながら、夜明けを信じて進む足を止められない。強くも悲しく、触れれば崩れそうな人々の姿が美麗に描かれています。

 たとえ闇夜に消えてしまうとしても、亡骸を越えた先が未明でも。軌跡は心に刻まれる。悲しくも愛おしい、忘れられない輝きと罅の痕を、ぜひその目に焼き付けてください。

何故に殺し、何故に生かすか

  • 投稿者: 退会済み   [2022年 10月 07日 19時 44分]
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死天使と死神が出会い、そして始まる。
美しい文章で描かれる世界は残酷で、もうその戦争に始まりすらも忘れ去られた。それでも終わらぬ戦争の最中にあって、彼らは生きている。
命を奪うことはどんなことか。誰かを生かすのはどんなことか。
主軸となる2人のみならず、それを取り巻く人々も何かを背負い、思い、残酷な世界で足掻いている。
丁寧な心理描写によって描き出されるのは、本当に何も知らなかった少女が知っていく様でもある。知って、自分のした事を理解して、そしてどうなっていくのか。
そしてこの世界の行く先は。
世界に浸り、考えることのできる作品です。お時間のあるときに、ぜひご一読ください。

一度は読んでほしい

  • 投稿者: 弓場 勢   [2020年 10月 22日 22時 07分]
僕がレビューする作品「ヘルエンジェル」は、暗殺人形であるナタリアが、元暗殺人形であるライと出会い変わっていく物語です。

この作品の特徴は美しい文章と心理描写です。
文章の構成と単語選びが非常に上手で、すらすらと読めますしそのおかげで作品全体に品があります。

小説家になろうにおける今の流行りではありません。しかし、そんな事は関係ない。
小説が好きな方には是非とも読んで頂きたいです。

僕自身初めてのレビューで上手に書くことはできませんでしたが、このレビューがこの作品を知るきっかけになってくれたら嬉しいです。
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