イチオシレビュー一覧
▽レビューを書く既に完結済みの作品なので、一気に読めるファンタジー作品です!
世界観とバトルシーンの描写がしっかりマッチしていて読みやすくて、1話1話ワクワクさせられながら読めます
人には必ず欠けているところがあり、それを補ってくれる人がいて、自分もその人の欠けているところを補える存在になれる
そんなことを教えられるお話でした
ハーレムものでもあるので、是非そういう観点でも読んでみるのも一興かも?
世界観とバトルシーンの描写がしっかりマッチしていて読みやすくて、1話1話ワクワクさせられながら読めます
人には必ず欠けているところがあり、それを補ってくれる人がいて、自分もその人の欠けているところを補える存在になれる
そんなことを教えられるお話でした
ハーレムものでもあるので、是非そういう観点でも読んでみるのも一興かも?
和風な雰囲気を持ちつつ、かなり独自の設定を持った世界で繰り広げられるバトルもの作品。
世界の形というか構造からして特殊であり、その設定を活かした物語が面白い。とはいえ、高尚だったり童話的なお話なわけではなく、肩の力を抜いて楽しめる娯楽作品となっている。
文庫本一冊分の中で、主人公の能力や背景が適時説明されて、その目的のための戦いで話が進む。最強の力を持ち、やがて多くの人々の命運を左右する戦いに挑む彼だが、一方で物語開始時の個人的な目的は一貫しているのが面白い。
読み終わるとスケールの大きな話だし、主人公の力もそれに見合った強大なものだけど、それはそうとして彼個人のあり方にフォーカスを当てた見せ方は、キャラの掘り下げが巧い。
主人公だけではなく、ヒロインたち他の登場人物にも同じことが言える。戦いの裏にそれぞれの想いがあり、それがキャラを形作る。とても楽しめる作品だ。
世界の形というか構造からして特殊であり、その設定を活かした物語が面白い。とはいえ、高尚だったり童話的なお話なわけではなく、肩の力を抜いて楽しめる娯楽作品となっている。
文庫本一冊分の中で、主人公の能力や背景が適時説明されて、その目的のための戦いで話が進む。最強の力を持ち、やがて多くの人々の命運を左右する戦いに挑む彼だが、一方で物語開始時の個人的な目的は一貫しているのが面白い。
読み終わるとスケールの大きな話だし、主人公の力もそれに見合った強大なものだけど、それはそうとして彼個人のあり方にフォーカスを当てた見せ方は、キャラの掘り下げが巧い。
主人公だけではなく、ヒロインたち他の登場人物にも同じことが言える。戦いの裏にそれぞれの想いがあり、それがキャラを形作る。とても楽しめる作品だ。
逆手で刀を扱うという事は、現実の剣道などの競技シーンで使われる事は無いものの、ハッキリ言って浪漫の塊である。意識してかせずかは分からないが、早い段階で順手持ちから逆手持ちへの持ち替えがあった事には驚きつつも心が踊った。それが出来るという時点で、主人公が使っているのは倭刀ではあれど、刀についての技術が卓越している事がハッキリと理解出来た。
本作は戦闘シーンに非常に力が入っている作品だという事を明記する前に、まずそれを伝えたくて仕方がなかったので先に書かせてもらったが、勿論上記に書いた通り、戦闘描写の力の入り具合は、剣道経験者の自分から見てもリアルに書けていると思える程だった。
それに加えて独特な設定も良い味を出しており、いずれ解明されたり、深掘りされていく設定についても散りばめ方が丁度良く、普段はクドくなりがちで忌避されがちの説明文が楽しみになるという珍しい現象が起こる作品だった。
本作は戦闘シーンに非常に力が入っている作品だという事を明記する前に、まずそれを伝えたくて仕方がなかったので先に書かせてもらったが、勿論上記に書いた通り、戦闘描写の力の入り具合は、剣道経験者の自分から見てもリアルに書けていると思える程だった。
それに加えて独特な設定も良い味を出しており、いずれ解明されたり、深掘りされていく設定についても散りばめ方が丁度良く、普段はクドくなりがちで忌避されがちの説明文が楽しみになるという珍しい現象が起こる作品だった。
非常によく作られた壮大な世界で
- 投稿者: 退会済み [2022年 07月 21日 00時 06分]
管理
まず、世界がとてもよく作られている。壮大で、けれど非現実的なものではない。そしてそれがきちんと説明されており、決して押し付けがましいわけでもない。
この丁寧な描写にも脱帽物だ。戦闘シーンも迫力がある。戦闘シーンで描かれる心理描写も巧みで、単なる力押しでない頭脳戦の様相で、こちらとしてもぐいぐいと引き込まれていく。
そして何より、決して主人公を裏切らない倶纏の存在は大きい。欠けた部分を補い、会話もできる。こんな存在が自分にも欲しいと思えた。
この丁寧な描写にも脱帽物だ。戦闘シーンも迫力がある。戦闘シーンで描かれる心理描写も巧みで、単なる力押しでない頭脳戦の様相で、こちらとしてもぐいぐいと引き込まれていく。
そして何より、決して主人公を裏切らない倶纏の存在は大きい。欠けた部分を補い、会話もできる。こんな存在が自分にも欲しいと思えた。
一言で言い表すなら『こんな面白いのあったのか!?』です。
現代と和風、そしてファンタジーをうまく融合させた面白い作品です!
人はどこか足りないところがあり、そこを補いあう存在がいる。そんなことを再確認させてくれます。
何よりも描写が丁寧で、テンポがほどよくすらすらと最後まで一気に読めてしまいます!
主人公の女性に対する鈍感さがいろいろ面白さを際だ出せます。
あなたも和風バトルファンタジーの世界を楽しんでみませんか?
現代と和風、そしてファンタジーをうまく融合させた面白い作品です!
人はどこか足りないところがあり、そこを補いあう存在がいる。そんなことを再確認させてくれます。
何よりも描写が丁寧で、テンポがほどよくすらすらと最後まで一気に読めてしまいます!
主人公の女性に対する鈍感さがいろいろ面白さを際だ出せます。
あなたも和風バトルファンタジーの世界を楽しんでみませんか?
【物語の魅力】全文は感想欄に
- 投稿者: crazy’s7@レビュー&作品紹介師 [2021年 04月 10日 10時 37分]
この物語は、世界観がしっかりしており、それに対してリアリティを持たせている。その世界観に対しての説明も丁寧であり、納得がいく。その上で主人公が苦労しており、ある案を持ちかけられるのだ。その案に乗るか乗らないのかは、まだ分からない。だが彼は、ちゃんと先まで考えて自分がどうするか決めるに違いない。続いて戦闘シーンも見どころの一つ。この物語の戦闘シーンの良さというのは、行動描写が丁寧で分かりやすいだけではない。心理描写が丁寧でもあるのだが、戦略を考えた頭脳戦であることが特徴。思わず集中して読んでしまうほどに面白く、深い。
そしてこの戦闘はどちらか一方が強いという偏った描かれ方でもない。緊迫感と臨場感のある接戦なのだ。もちろん押される場面もある。だがギリギリの戦いだからこそ、手に汗握る臨場感が味わえる。
そしてこの戦闘はどちらか一方が強いという偏った描かれ方でもない。緊迫感と臨場感のある接戦なのだ。もちろん押される場面もある。だがギリギリの戦いだからこそ、手に汗握る臨場感が味わえる。
楽しく読ませていただきました。
初め、これはバトルファンタジー?現代ファンタジー?と思いましたが、結果的に「現代×和風×バトルファンタジー」に行きつきました。
この作品の面白さは、人が必ずどこかかかえる欠損を補うための倶纏という存在です。また、「戦力」になりえますし、会話することによってバディ的な存在にもなり得るという。発想がとても面白かったです。
そしてなんといっても、この小気味良い微弱なハーレム感。実は苦手な男子×多数女子の構図もとてもすんなり受け入れられました。それは一重に、主人公詞御の鈍感さの程度がとても心地よかったからではないかと思っています。
いつもと違う和風ファンタジーをご所望ならこれ!バトルファンタジー苦手な方でも大丈夫!
是非ご一読を!
初め、これはバトルファンタジー?現代ファンタジー?と思いましたが、結果的に「現代×和風×バトルファンタジー」に行きつきました。
この作品の面白さは、人が必ずどこかかかえる欠損を補うための倶纏という存在です。また、「戦力」になりえますし、会話することによってバディ的な存在にもなり得るという。発想がとても面白かったです。
そしてなんといっても、この小気味良い微弱なハーレム感。実は苦手な男子×多数女子の構図もとてもすんなり受け入れられました。それは一重に、主人公詞御の鈍感さの程度がとても心地よかったからではないかと思っています。
いつもと違う和風ファンタジーをご所望ならこれ!バトルファンタジー苦手な方でも大丈夫!
是非ご一読を!
イチオシレビューを書く場合はログインしてください。