イチオシレビュー一覧

聖女ものでは珍しい、ヒロインの年齢が40歳。
ドロドロした箇所がなく、すっきり爽やかな軽いタッチのストーリーで、お手軽に読めました。

ヒロインの皇女ソフィアは、18歳から辺境にある境界の地で、聖女として呪歌を歌い、魔のモノと呼んでいる別種族の凶暴化を見事に沈めました。
そして国に平和と安定をもたらしました。
しかし、恋愛禁止の聖女を長らく勤め、引退の年齢が40歳。
引退後の身の振り方はどうなるのでしょう…
と心配するのは本人ばかりなりで、帝都へ戻れば引く手数多のモテモテアイドル枠でした。
安心安全な恋愛ストーリー。

Web版はあっさり終わって、続きが気になりましたが、スクエニの書籍版を読んだら続きが読めました。
加筆・増話あり。
ふたりの出会い（ソフィアは覚えてないようですが）話もあり。
続きはWebでならぬ、続きは書籍で。

芸能界というのは厳しいもの。男性、女性に関わらず、結婚はなかなか難しいようです。「みんなのアイドル」が、「誰かひとりの結婚相手」になってしまうのは、ファン的にもなかなか認めにくいのかもしれません。

物語の主人公ソフィアは、魔のモノたちに歌を捧げる聖女さま。まさにこの世界のアイドルなのです。

現皇帝の妹でありながら、母親の身分が低かったために冷遇されてきた彼女は、辺境の地で聖女として長年過ごしてきました。ところが唐突に引退を勧められ、帝都に戻ることに。

浮かない顔で身の振り方を心配する彼女ですが、実は熱狂的なファンだけでなく長年彼女を想う男性がいて……。

こちらは4月7日に書籍が発売されています。公式サイトでは、ボリュームたっぷりの試し読みも可能です。書籍版よりもさらに深みが増したやりとりや、美麗イラストに思わず読みはまってしまうはず。購入して絶対に損をさせない内容となっていますよ！

22年間、魔のものを鎮めるために歌い続けた聖女、ソフィア。
ようやく後任が決まり、聖女を引退することとなった。
聖女が住まう塔まで迎えにきてくれたのは、22年前送ってくれた時と同じ人……グラウ。
節目の時には、いつも彼に勇気をもらっていて──

聖女を引退して、ようやく恋愛解禁になったソフィア。
そんなソフィアを見つめるグラウ。

でもそんな時、事件が起きて──？！

秋月　忍先生、3冊目の書籍化作品。
書籍は本日発売です！

大幅に、それはもう大幅に加筆されていました。
web版では物足りなかった人、必読♪
あれもこれも、なるほど納得の結末です！

まずはこちらのweb版で、どんなお話か覗いてみてください。

きっとあなたもペンライトを持って、

ソ・フィ・ア・ちゃーん！

と叫びたくなること必至です！！

レビュータイトル通り、何度でも読み返したくなる作品です。
聖女として辺境の砦で魔物を鎮めるための歌を歌うという与えられた役割を誠実に果たしてきたヒロインの物語です。
冒頭の章からの伏線が効いていて期待を裏切りません。あまり長くない作品ですが起承転結がはっきりとしており、ドキドキハラハラも思わず胸がキュンと熱くなる心地も十分に堪能できます。
しばらく読んでいなかったのですが、今日もまた読み直して感動を新たにしています。

人生は決して一本道ばかりでは無いと思います。
選択肢の結果、思わぬことを強いられることもしばしばです。
でも一見すると遠回りしているようでも、結果的にはそれが二人にとって幸いであるのかもしれません。

読みやすくテンポの良い展開から、ほど良い余韻を残した結末。
それでいて心にしみる物語です。

この素敵な大人の恋の物語をぜひ読んでみてください。
きっとあなたの心を温めてくれるでしょう。

勘違いなじれじれ、ひたむきな恋が読みたい方に、絶対おすすめの作品！

この物語の主人公は、国を守る聖女のソフィアと彼女のために将軍まで登りつめたグラウ。
ソフィアは、十八の時から二十二年の間、魔のモノから人間の世界を守るため、魔界近くの森で凶暴化を鎮める魔力をこめた唱歌をステージで捧げ、恋愛禁止の聖女として暮らしていた。しかし、惜しまれ退くのが華と言われ四十歳で引退することになる。

引退した聖女は、名のある臣下に嫁ぐことが多いが、四十歳に嫁ぎ先はあるかと悩むソフィアが帝都に戻ると、なぜか聖女引退記念ステージをすることに——。

真面目で一生懸命、だけど自分への好意に鈍感なソフィア。そんな彼女を一途に想いつづけてきたグラウ。

聖女ではなくなった自分自身に、価値は何もないと思い込むソフィアとグラウの微妙にずれたやりとりにニヤニヤが止まらなくなります。

この恋の結末をぜひ読んでみて下さい♪

辺境の地で二十二年の長きに渡り『聖女』のお務めを果たし続けて気付けば四十。
今さら『引退』せよと言われても……

無駄に血筋だけはいい。
しかし行き遅れは確定。
今度の人生には不安しかない。
しかも周りの人間は何かを隠している。

務めを終えて、故郷に帰った『聖女』は本当の意味で引退することができるのか？

引退することで始まる不惑の恋物語。
何かが始まるのに、遅すぎることはないのです。

続きがかな〜～〜り気になっちゃいます！！！！！！！！！！
内容も長すぎず、短すぎず
飽き性の私も一気に読んでしまいました！！！！！！！！！！
起承転結もあって、読み応えがあります！
何だか上から目線みたいな感想ですみませんが、とても良かったです！語彙力がなくてすみません！
良い作品を生み出してくれてありがとうございます！
これからも応援しています！