イチオシレビュー一覧

他人が引き起こしたこととはいえ、自らのキャラクターが背負った罪と真摯に向き合い、贖いながらダイエットと強さを追い求めていく主人公。変わることは簡単ではありませんが、周囲の評価を実績で覆していく姿には、読んでいて爽快感があります。
転生前に被害を受けた人々にも謝罪や支援を行い、一本筋の通った性格には好感が持てました。その姿勢を原作主人公もきちんと認めており、読後に温かい気持ちになりました。
ただ一方で、エロゲ転生でのヒロインはともかく原作主人公の周囲にいる女性キャラクターたちは、描写が乏しく、単なる「取り巻き女子」としてしか印象に残りませんでした(エロゲとは言え人数多すぎますし)彼女たち一人ひとりの背景や想いにもう少し踏み込んだ描写があれば、原作主人公の物語により深みが出たのではないかと思います。

転生して過酷な人生
レオナルド英雄譚辛すぎる。

ミスリル交渉に、魔導車、魔導列車今後の続きも楽しみです。


何年か前にも読んでましたが、また1〜390Ｐ迄読みたくなる作品です。

のんびり更新するのを待ってます。

まだ読んだ事ない人は是非読んで見てください。
面白いですよ。

気温が上がる季節ですので、作者様も体調に気を付けてお過ごしください。

　ノクターンならメジャーなエロゲ転生モノ。なろうなので勿論健全な小説(笑)。主人公の成長譚が本当にワクワクします。

　が、各話にサブタイトルが無く、章分けされていないのがやや難点。
　なので、(作者様に断わりなく)大まかな章分けしてみます。↓


　鍛錬編(〜110話位)
死亡フラグの回避のため、地獄のような訓練でダイエットします。
　領地改革編(〜190話位)
地方都市の領主になった主人公。前世やエロゲ知識を利用して街を発展させていきます。
　闘技大会編(〜210話位)
かなり強くなった主人公は闘技大会に出場します。
　帝国戦争編(〜280話位)
絶望的な戦争に巻き込まれます。エロゲ知識と機転で乗り切れるか？
　婚約編(〜310話位)
［あのコ］と婚約&イチャラブ。ただしエロ無し。
　聖国陰謀編(←今ココ)
聖国の陰謀に巻き込まれます。先が楽しみ。

基本はよくありがちな物語ゲーム転生もの。

しかし、内容が非常に良いです。話の流れやキャラクターの個性、飽きさせない展開、ゲーム転生ものの中ではイチオシです。

主人公が成長していく過程も、努力して徐々に強くなっていく感じが絶妙です。

本当、一気に読んでしまいました。今後の展開が待ち遠しいです。
まだ読まれていない方は是非ご一読されることをお勧めします。

私が読んでとても気に入った部分を紹介します。

〇レオルドは死に抵抗できる力を手に入れる為に努力をして力をつけ、仲間と信頼関係を築きながら前に進みます。そんな仲間との会話や、心の声は彼の素の部分が出ていておもしろいです。大好きな愛おしいキャラです。

〇ゲームでメインキャラだった彼らをレオルド目線で見るとおかしな言動に見えて危うい感じを受けます。逆にレオルドの周りにはゲーム内ではサブキャラと呼ばれる人たちが集まってきてこの作品のメインキャラとなっていておもしろいと感じました。

〇エロゲのような展開は現実ではお互いの意思があるのでありえない。なんでもありな世界ではない、現実なのだという所がよいです。

〇恋愛要素が良い。ヒロインたちのキャラが独特でおもしろく、恋の心情がとにかくかわいいです。レオルドは普通の感性なのでハーレムとかはなく安心してニヤニヤできました。

タイトルはいかにもですが、主人公が泥臭くチートなどないし、ヒロイン要素が薄く、命の危機を助けた少女も寝取られるので全くそういった軽さはないです。
むしろ展開的にヘヴィーなのが多くて、ステーキしかメニューにないお店みたいです。
なろうチーレムが好きな人はブラウザバックを、嫌いな人はぜひ一読したほうがいいかもしれません。

1週間くらいで最新話まで一気に読みました。
なんでこんなに読みたいと思わせられるのだろう？と思った時に、私の場合はレオルドが犯した過去の過ちや死ぬ未来から逃げずに葛藤している心情が魅力的だったからです。
レオルドが真っ当に生き、成果を上げるにつれて被害者側が糾弾され始めるところも人間心理が出ていて良い。
これからも期待しています。大変だと思いますが頑張ってください。

エロゲ要素はあんまり無いですが、ヒロインが主人公に好意を抱く過程が自然で、「ちゃんと恋してる」と感じられるのがすごい。
そして恋するヒロインは同性から見ても可愛いらしくて、大変好感が待てました。

今どき転生物で王道ストーリーを出せば埋もれてしまうリスクがあるでしょうに、真っ向から定番を書いたのもすごい。

個性はそこまで無い設定ですが、逆に言えば変にひねられてなくて読みやすいですし、キャラクターにはそれぞれ個性と魅力が充分にあり、何より読む側にストレスを感じさせないストーリーテンポの良さは作者さんの才能だと思いました。

今はまだ発展途上で、今後は更に面白くなっていくと期待しています！

総評としては面白いです。
気になる点はジークフリード側の描写が軽すぎることです。

ジークフリードの人間性をしっかり描写するべきでは？

悟空的な人間味のない魅力を出したいのかもしれないですが、「すっごい善人」という方向性では無理だと思います。悟空やルフィは狂ってるから魅力があるし、狂ってるからこそ許されるんです。

ジークフリードはおそらくハーレムルートでなく原作にない「レオルドルート」に入るかと思いますが…そこにはジークフリードにも人間的な魅力が必要かと思います。
悟空もルフィも主人公です。脇役がたってて、脇役が足りない部分を補完してるから許されるキャラクターです。あれが脇役ならただのサイコです。

色々書きましたが女々しいところがなく、面白い作品ですよ。
小説家になろうだと「狼は眠らない」が好きな方はハマると思います。
萌えより燃えという方にオススメです。

ストーリーは、美少女ゲームの咬ませ犬に転生する話。このように要約すると、このテーマでBUZZったある話を連想しそうであるが、まあまってほしい。この話は、その話とは全く異なる独自作品である。

まず、主人公はゲーム内で死亡が確定しているキャラである。即ち「死の運命」を回避することが、主人公の目的である。その時点で面白い。

そして、この話の面白いポイントは、下記である。

①ゲームの知識を持っているからといってゲーム通りにいかない現実があり、更には主人公の行動による運命の変化が面白い。

②一つ一つのことを成し遂げるのに苦労しており、成長があるところが面白い。

後はシルヴィアの伏線。

今、ほのぼのしているが、ヒロインも暗に作品の記述を読めば、死んでしまうかもしれない未来が設定されている。

この③がどうなるのか。これは、きっと面白い作品としてもっともっと成長すると予想しています。