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物語の見どころ【レビュー全文は感想欄に】

この物語は、一見物語を終わらせる側主体に感じられるが、とても奥が深く”物語の主人公にとっての幸せとは何か?”を考えさせられる物語である。それはきっと、本当の意味でのハッピーエンドなのだろう。作者というのは、自分の作り上げたシナリオ通りに物語を進めていく。しかしもし、登場人物に自分の意志があったなら、その意思を無視している物語も存在するはずだ。それはすなわち、設定に対して不自然な物語ということ。物語においてのリアリティとは、舞台や設定に対して作られるものである。違和感が生じたら、不自然さがあるということ。そんなことを改めて考えさせられる作品でもあるし、物語を紡ぐということに責任を持たなければならないということにも改めて気づかされる。笑い、面白さ、感動、驚き、閃き、そして学びの詰まった物語という印象。あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? おススメです

物書きに送る、未完作品たちのその後の物語

  • 投稿者: 双六   [2021年 10月 02日 11時 42分]
まずアイディアが素晴らしいです。
次にセンスがとんでもないです。
最後にテンポが半端ないです。

内容をざっくり言うと、ギャグマンガ日和のソードマスターヤマト大長編。

公務員たちが公務員ならではの苦悩を抱えながら、未完作品をあの手この手で完結へと導きます。

多くは語りません。一度読み始めたら止まらない。いや、作者さんのセンスに嫉妬して、読むのを止めたくなるなるかもしれない。

そんな作品です。

創作する全ての人に贈る名作!!

もうあらすじだけで面白すぎ。
1話読めばもう夢中。
もうあらすじだけで面白すぎ。
1話読めばもう夢中。
役人あるあるを散りばめつつ、様々な純文学からサブカルまでネタをぶっこみ、しかも元ネタを知らない人でも楽しめる。
もう溢れるセンスと才能にただ嫉妬するしかありません。
是非ともメジャーデビューして、「夢オチは大臣承認」を世界の常識にしてほしいです。

創作側の人間が読むと色々と楽しいと思いますよ(地縛霊の誘い

ラノベでは大変珍しい題材である『国会中継』を通じて表現されるのは『現場の負担などお構いなしで必ず守らねばならない案件』を突きつけられる官僚の悲哀…のように見えるが、それは大きな間違いだ。
ここで表現されているのは、創作人全ての『心の奥』にじっとりと染み付いている『罪悪感』そのものである。

この作品のジャンルは(自称)コメディー(文芸)とある通り、読み専はただただ可笑しく笑うだけだ。…しかし、創作に携わる人間がこの作品を読む場合、これは突如強烈な『ホラー』となる。

…ああそうだ。生存本能という名の警戒心が生まれつき希薄で、「怖いもの見たさ」がどうしても先走る創作界隈の方々。

この作品を読む際は
く れ ぐ れ も お 気 を つ け て 
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