イチオシレビュー一覧
▽レビューを書く主人公は大学入学を機に一人暮らしを始めるのですが、アパートで待っていたのは殺意満々な黒い女。そして自らをサンタクロースと称する女。
この2人に出会うことで、彼は想像もつかないような非日常に足を踏み入れることになります。
本作は、『君が笑うまで死ぬのをやめない 雨城町デッドデッド』に改題されて書籍化しています。
読み進めると、このタイトルの意味が分かります。
後、第1話の冒頭を読んで違和感を覚えるかもしれませんが、誤字報告とかしちゃダメですよー。
この2人に出会うことで、彼は想像もつかないような非日常に足を踏み入れることになります。
本作は、『君が笑うまで死ぬのをやめない 雨城町デッドデッド』に改題されて書籍化しています。
読み進めると、このタイトルの意味が分かります。
後、第1話の冒頭を読んで違和感を覚えるかもしれませんが、誤字報告とかしちゃダメですよー。
死にまくって死にまくってでも、他人を幸せにしたいと思う馬鹿の話
- 投稿者: 柴野いずみ@『公爵閣下』一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞! [2024年 02月 02日 17時 20分]
ある春の日、新生活のためにアパートに引っ越してきた大学生である主人公は、黒服の女に殺されます。
そして気づいたらアパートへ向かう道中。それから何度もアパートに入っては殺され、入っては殺され、サンタクロースと自称する女に呆れられつつも何度も繰り返し……なぜか黒服の女と自称サンタクロースと同居することに。
実は主人公の部屋は事故物件であり、黒服の女は過去に自殺した悪霊だというのですが、主人公はまったく気にしません。
ドがつくほどの馬鹿なので。
ひたすら明るく、何度死んでもまるで気にしない馬鹿な男。
彼が赤の他人の幸せのために死にまくる、そんなお話。
最後まで読んだら、「読んでよかった」と思えること間違いなし。コメディーですがとても読み応えがあります。
面白いのでぜひ読んでみてください!!
そして気づいたらアパートへ向かう道中。それから何度もアパートに入っては殺され、入っては殺され、サンタクロースと自称する女に呆れられつつも何度も繰り返し……なぜか黒服の女と自称サンタクロースと同居することに。
実は主人公の部屋は事故物件であり、黒服の女は過去に自殺した悪霊だというのですが、主人公はまったく気にしません。
ドがつくほどの馬鹿なので。
ひたすら明るく、何度死んでもまるで気にしない馬鹿な男。
彼が赤の他人の幸せのために死にまくる、そんなお話。
最後まで読んだら、「読んでよかった」と思えること間違いなし。コメディーですがとても読み応えがあります。
面白いのでぜひ読んでみてください!!
ねぇ、誰かのために命を投げ捨てる馬鹿のこと、君はどう思う?
- 投稿者: 一ノ瀬るちあ/エルティ [2021年 02月 14日 18時 30分]
あなたは知っていますか?
ある少女が残した「古ぼけた日記」をめぐる、死にもどりの物語を。
桜の季節。
一人の男子大学生が転がり込んだ新居はいわく付きの事故物件。
そこで彼はサンタと出会う。
幸せを願うことは不幸を呪うことだ。
それが死にもどりの唯一絶対ルール。
ゆえにこのデスループに意味はなく、
すべては無意味で無意義なイタチごっこである。
――本当にそうだろうか。
この作品が問いかけてくるのは「幸せを願うのは間違いなのか」です。
テーマの魅せ方が個性的で、答えを探し続けるキャラと答えを見つけているキャラの対比でストーリーが展開されていきます。
コントラストも活用して深みを持たせている面白い構成だと思いました。
この作品は、きっとあなたに思い出させてくれます。
この世にヒーローなんていない。
だけど、誰かの幸せを願う馬鹿どもがいる。
そんな平凡で、だけど忘れてしまいがちなことを。
ある少女が残した「古ぼけた日記」をめぐる、死にもどりの物語を。
桜の季節。
一人の男子大学生が転がり込んだ新居はいわく付きの事故物件。
そこで彼はサンタと出会う。
幸せを願うことは不幸を呪うことだ。
それが死にもどりの唯一絶対ルール。
ゆえにこのデスループに意味はなく、
すべては無意味で無意義なイタチごっこである。
――本当にそうだろうか。
この作品が問いかけてくるのは「幸せを願うのは間違いなのか」です。
テーマの魅せ方が個性的で、答えを探し続けるキャラと答えを見つけているキャラの対比でストーリーが展開されていきます。
コントラストも活用して深みを持たせている面白い構成だと思いました。
この作品は、きっとあなたに思い出させてくれます。
この世にヒーローなんていない。
だけど、誰かの幸せを願う馬鹿どもがいる。
そんな平凡で、だけど忘れてしまいがちなことを。
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